クリントイーストウッドが監督を務めた実話ベースの映画『リチャードジュエル』が、2020年1月17日に公開されました。
早速、公開初日に映画館で鑑賞することができたので、感想やネタバレの結末なども書いていこうと思います。
ネタバレ結末といっても、実話がベースなのでさほど大きな秘密ではないと思いますが、最後の結末のネタバレが嫌な方もいると思いますのでクリックしなければ見れないように書いています。
簡単なあらすじや感想は誰でも読めるようになっているので、安心してご覧くださいね。
もくじ
映画『リチャードジュエル』を鑑賞した感想
まず、この映画を見た最初の感想は、俳優・役者の素晴らしさですね。
そして、アメリカのFBIやメディアの恐ろしさです。まぁ、これは日本も同じなんでしょうが・・・
これが実話ではなく、小説やオリジナルの脚本であったとしたら、こんなFBIあり得ないだろ!と突っ込まれそうなくらいポンコツでした。
主人公となるポールウォルターハウザーは、リチャードジュエル本人にそっくりですし演技も素晴らしかったです。
正義感が強くて、優しいけどちょっと頑固で融通の効かない男。
ちょっとADSDなのかな?と思うようなシーンもありましたが、そういったことに関しては言及されていませんでした。
そして、リチャードジュエルの母親ボビ役を演じたキャシーベイツが物語の悲壮感をさらに引き立てています。本作でアカデミー賞助演女優賞を受賞されています。
さらに、この作品に欠かせない存在感を放っていた弁護士ワトソンを演じたサムロックウェル。彼の演技がなんともドラマを引き締めていたと思います。
サムロックウェルは、様々な映画に出演されているので見たことがあるという方も多い方も多いと思います。
印象的だったのは、映画『アイアンマン2』でトニースタークの会社であるスタークインダストリーの同業であるハマー社のCEOを演じていたのもサム・ロックウェルですね。
映画『アイアンマン2』では、お調子者で口が達者なダメ経営者のような役柄でした。ファッショナブルな服装やスタイルなのに、トニー・スタークには全く敵わない引き立て役を上手に演じていましたね。
全く違うキャラクターを演じており、演技力の高さが伺えます。
物語としては、サスペンスやホラーの要素はありませんので、ちょっと物足りないかなと感じる人もいるかもしれません。
しかし、これが実話をもとに作られたということを考えると、とても感慨深い作品です。主人公リチャード・ジュエルが最後にFBIに向かって語るシーンがとても心に響きました。
それにしても、FBIってあんなにポンコツばかりなのでしょうか・・・・
とりあえず犯人を捕まえることが優先?
真犯人を見つけるよりも、ご都合主義で犯人を作ることが仕事なのかと疑ってしまいます。
映画『リチャードジュエル』最後の結末
SNSでの口コミ評価
リチャード・ジュエル観終わった!
画はずっと地味なのに、なぜか最後まで飽きさせないのは、細部の詰めのクォリティだろうなあ。
冤罪怖いわ。— 貝澤 カイザー (@Kaiser_ritsuko) January 18, 2020
リチャードジュエル観てきた。クリントイーストウッドの映画は、いつも考えらせられる。問題定義の側面と人間賛歌の側面のバランスが良くて、エンドロール中に内容を振り返る余韻の時間がとても心地よい。#リチャードジュエル
— motenuts (@motenuts) January 18, 2020
サム・ロックウェルが出演してるの知らなくて驚きましたが、彼も最高でしたねえ!(あの銃構えるポーズw)明日また『リチャード・ジュエル』で再会できるかと思うと嬉しくなります。
右腕のあいつに見覚えあると思ったらジョン・ウィックの愛犬殺したバカ息子か。— 真 (@shind009) January 18, 2020
『リチャード・ジュエル』あぁ、御大今年もありがとう。らしい、良い作品だった。
— sakura (@moiresakura) January 18, 2020
リチャード・ジュエル
感動的な物語なのに、さあ泣け~みたいな派手な演出がなく
でも泣いてしまった😭— とんこ🍀 (@02_eigafan) January 18, 2020
映画『リチャードジュエル』作品情報
作品名 | リチャード・ジュエル |
上映期間 | 2020年1月17日〜 |
キャスト | ポール・ウォルター・ハウザー(リチャード・ジュエル) サム・ロックウェル(ワトソン・ブライアント) キャシー・ベイツ(ボビ・ジュエル) ジョン・ハム(トム・ショウ) オリビア・ワイルド(キャシー・スクラッグス) |
監督 | クリント・イーストウッド (監督/製作) |
公式サイト | 公式HP |
映画『リチャードジュエル』キャスト・出演者
- リチャード・ジュエル(Richard Jewell)役/ポール・ウォルター・ハウザー(PAUL WALTER HAUSER)
- ワトソン・ブライアント(Watson Bryant)役/サム・ロックウェル(SAM ROCKWELL)
- ボビ・ジュエル(Bobi Jewell)役/キャシー・ベイツ(KATHY BATES)
- ジョン・ハム(JON HAMM)役/トム・ショウ(Tom Shaw)
- キャシー・スクラッグス(Kathy Scruggs)役/オリビア・ワイルド(OLIVIA WILDE)
- ナディア・ライト(NINA ARIANDA)役/ニナ・アリアンダ(Nadya Light)
- イアン・ゴメス(IAN GOMEZ)役/ダン・ベネット(Dan Bennet)
映画『リチャードジュエル』見た感想と口コミや評価!実話原作の結末ラストまとめ
今回は、映画『リチャードジュエル』を見てきた感想についてまとめてみました。
実話がベースなので、物語自体に派手さはありませんが、俳優陣の演技や事件などについては色々と考えさせられる作品でした。
クリント・イーストウッド監督作品ファンも多いと思いますので、ぜひぜひご覧になられてみてくださいね。