2019年秋ドラマ

ドラマ『俺の話は長い』第1話〜最終回見逃し配信動画&ネタバレあらすじ!全話無料フル視聴方法

2019年秋の土曜ドラマ、生田斗真さん主演の『俺の話は長い』が10月12日からスタートです。

31歳実家暮らしのヘリクツ男。口ゲンカだけは誰にも負けないという長所を持った、こじらせた男を中心としたホームドラマとなるようです。

もくじ

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ドラマ『俺の話は長い』再放送予定

ドラマ『俺の話は長い』では、東京・関東エリアでの再放送予定はありませんでした。

初回のみ第二話前などに深夜放送されることなどはあったり、別地域やローカル局で放送曜日や時間が違うことはあります。

再放送の予定はまだ今の所ないようです。

再放送の予定は未定

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ドラマ『俺の話は長い』キャスト・出演者

キャスト、出演者も岸辺満の家族を中心に出そろい始めましたね!

  • 岸辺満 役 / 生田斗真
  • 秋葉光司 役 / 安田顕
  • 秋葉綾子 役 / 小池栄子
  • 秋葉春海 役 / 清原果耶
  • 駒野海星 役 / 杉野遥亮
  • 高平陸 役 / 水沢林太郎
  • 諸角圭壱 役 / 浜谷健司(ハマカーン)
  • 薗田拓斗 役 / 本多力
  • 千田小雪 役 / きなり
  • 牧本求 役 / 西村まさ彦
  • 岸辺房枝 役 / 原田美枝子

『俺の話は長い』あらすじ

【其の一 すき焼きと自転車】

岸辺満(生田斗真)は、喫茶店を営む母、房枝(原田美枝子)に寄生しながら暮らすニート。ある晩、姉の秋葉綾子(小池栄子)が夫の光司(安田顕)とすき焼き用の牛肉を携えて岸辺家にやってくる。

今回の訪問の目的は、マイホームの建て替え完成までの3か月間、娘の春海(清原果耶)も加えた家族3人がここで同居する許可を取り付けるためのものだった。

すき焼きが嫌いな満は「オレに相談に来といてすき焼き出すのはあり得ないよね。何か手土産を持って行こうと思ったら相手の好き嫌いを入念にリサーチするでしょ?クライアントの嫌いなものを贈るってビジネスの世界で一番やっちゃいけないことだからね」「ニートの分際でビジネス語るんじゃねぇよ!」と怒る姉の頼みを「ダメにきまってんじゃん」と断固拒否、「相談した私がバカだった」と怒り心頭の綾子。

するとそこに今日は来ないと言っていた春海がやってきて-。

【其の二 寿司とダンボール】

姉家族との同居が決まった岸辺家では、受け入れの準備が始まった。いらない古本を光司と売りに行った満は再婚以来、綾子の言いなりの上に春海に父親と認めてもらえない光司の苦しみを知り、味方につくことを約束する。

一方、綾子に満を甘やかしていると非難された房枝は「そんなに言うなら、仮住まいしてる間に満を就職させてみなさいよ」と綾子に反発、綾子もやる気満々に。

そんな中、6年前に満が潰した珈琲専門店関連の品が段ボールに六箱分発見される。邪魔だから処分しろと迫る綾子。「オレにとってあの段ボールは甲子園の土も同然なの。絶対に捨てられない青春の宝物なの。姉ちゃんは負けた高校球児に甲子園の土捨てろって言えるの?」「甲子園の土が段ボール六箱分も必要なの?」壮絶な兄弟喧嘩の最中に不登校中の姪の春海が意外なことを言い出す。

改めて箱の中身を広げて眺める満は…。

 

引用:『俺の話は長い』公式HPより

ドラマ『俺の話は長い』登場人物相関図

個人的には、喫茶店「ポラリス」の常連客たちが同物語に絡んでくるのかが楽しみですね!

ハマカーンの浜谷健司さんや薗田拓斗など、個性的な役者さん?がどのような演技を見せてくれるのかにも注目したいです。

ドラマ『俺の話は長い』第1話〜最新話 ネタバレあらすじ

ドラマ『俺の話は長い』第1話 ネタバレあらすじ

生田斗真さん主演の土曜ドラマ『俺の話は長い』が10月12日よりスタートしました。

主人公の、実家に寄生する31歳の無職、ヘリクツばかりのダメ男・岸辺満を、生田斗真さんが演じます。

現実逃避のための言い訳+ヘリクツは天才的なニート・満と、いつも天然な母、実家に仮住まいすることになった姉家族たちとの、クスッと笑えるホームドラマです。

姉家族たちがやってきたことで、変化していく満の生活と、満に翻弄されながらも絆を深めていく家族5人の物語。

話は毎回、2本立てで進んでいきます。

サザエさんみたいで新鮮ですね!(笑)

ドラマ『俺の話は長い』第1話 其の一【すき焼きと自転車】ネタバレあらすじ

岸辺満(生田斗真)は、31歳のニート。

大学を中退して珈琲屋を起業するものの、失敗。その後6年間就職せず、どこか悶々としながらも、言い訳とヘリクツで誤魔化しながら日々を生きています。

満は、父が残した喫茶店を経営している母・房江(原田美枝子)に寄生し、実家で暮らしていますが、ある日、姉の秋葉綾子(小池栄子)と、夫の浩司(安田顕)が米沢牛を持ってやってきます。

綾子と浩司の訪問の目的は、マイホームの建替えをする3か月の間、家族で実家へ仮住まいをさせてほしいというものでした。

綾子と浩司は再婚で、綾子には前夫との間に中学3年になる娘・晴海(清原果耶)がいます。中学1年の時再婚した浩司に対して、晴海はまだ心を開けていません。

そして晴海は10月に入ってから一度も学校に行っておらず、いわゆる「不登校」になっていました。

そんな晴海を気にしている綾子は、晩御飯を晴海の大好物の”すき焼き”にするのですが、肝心の晴海は気が乗らないのか、岸辺家に同行しませんでした。

晩御飯がすき焼きと聞いて、顔色が変わったのは満でした。

実はすき焼きが大嫌いな満。「肉の食べ方として間違っている、上質な素材は余計なことをしなくてよい」、とまで言います。

「美人が厚化粧していて、もったいないと思ったことありませんか?」

さらに、

「同居の相談に来ておいて、俺にすき焼きを出すのはあり得ない。何か手土産を持っていくとしたら、相手の好き嫌いを入念にリサーチするでしょ?クライアントの嫌いなものを贈るって一番やっちゃいけないことだからね」

と得意のヘリクツを並べます。

「ニートの分際でビジネス語るんじゃねぇ!」

と満の言い訳に姉の綾子が反論しますが、満は同居を断固拒否します。

その時、やっぱりすき焼きを我慢できなかった晴海が、自転車で45分かけてやってきました。

すき焼きを嫌う満に対し晴海は、

「すき焼きは肉料理に分類されず、肉の旨味を吸った野菜や豆腐やしらたきを美味しく食べる鍋料理だ」

と満が負ける程のヘリクツで返します。

そして、「おばあちゃんの料理が食べたいから実家に仮住まいしたい」

という晴海に、満はあっさりと承諾し、美味しそうにすき焼きを食べるのでした。

自転車で来た晴海を、同じく自転車で家まで送る満は、夜道でそっと不登校について問いただします。

晴海は、不登校のことははぐらかし、「なぜ嫌なことをしない主義なのに、すき焼きを食べたのか」と満に問いかけます。

満はあっさりと「晴海のためだよ」と答えました。

満は「15年ぶりに嫌いだったすき焼きを食べたけど、想像以上に美味しくて、俺の中で焼肉を抜いてランキング1位になった」

と笑いながら晴海に話すのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第1話 其の二【寿司とダンボール】ネタバレあらすじ

岸辺家では、綾子たちの仮住まいの準備が始まっていました。

亡くなった父の部屋と、今は倉庫になっている綾子の部屋の整理をし、綾子家族が住みます。処分する本が多く出てきたため、満は浩司と古本屋へ行きます。

再婚して以降、バリキャリの綾子の言いなりの上に、晴海には父親と認めてもらえない、浩司の苦しい胸の内を聞いた満。同居期間中、浩司の味方になると約束します。

満と浩司は古本を売ったお金で、”バークラッチ”でビールを飲みながら、昔浩司がバンドマンで、ベースをしていたという話に花を咲かせます。

浩司は、今はサラリーマンだがやはり向いていないので、またバンドマンに戻ろうと思っても、20~30本あったベースを綾子に言われて全部処分してしまったと、

愚痴をこぼしながら、酒が進むのでした。

一方、綾子は母・房江と荷物の整理をしながら、何かにつけて、満への房江の甘い態度に不満をこぼします。

「満を甘やかしている」と非難された房江は、「そんなに言うなら仮住まいの間に満を就職させてみなさいよ」と綾子を挑発するのでした。

そんな中、綾子の部屋に、ダンボール6箱分の満の荷物が見つかりました。珈琲屋だった時の荷物です。

晩御飯の寿司を囲みながら、「邪魔なので処分して」と綾子は満に迫ります。

「まだ未練があって、店を再開しようとでも考えているのか」と詰め寄る綾子に、満は得意のヘリクツで応戦します。

「俺にとってあのダンボールは甲子園の土も同然なの。絶対に捨てられない青春の宝物なの。姉ちゃんは負けた高校球児に甲子園の土捨てろって言えるの?」

「甲子園の土ならダンボール6箱分も必要なの?」

壮絶な姉弟喧嘩の最中、不登校中の姪の晴海が突然意外な事を言い出しました。

「捨てたくないなら捨てなくていい」

「お母さんは、人の大切なものを処分しろって簡単に言いすぎる」

「相手のためと言いながら全部自分のために言っているだけ」

綾子は目を見開き、晴海の言葉にショックを受けます。

 

晴海は小学校の頃、父親(綾子の前夫)から貰ったものを綾子に勝手に捨てられていました。

晴海は、「満も悪い」と言います。

「これからどうするのか、みんな心配している」と、核心を突きます。

満は、これから寿司をどの順番で食べるか言いながら話をはぐらかし、自分のことより晴海の不登校をみんな心配している、と言い返します。

晴海はあっさり、「明日から学校に行く」と言います。

それを聞いた家族はみんな驚きました。

満は嬉しさからか、食べる寿司の順番を間違えるのでした。

次の日、約束通り、晴海は学校に登校しました。

ダンボール6箱の中身をひろげて眺める晴海は、何やら思いを馳せ…

秋葉家の引っ越しの荷物が届く頃には、ダンボール6箱は綾子の部屋からなくなっていました。満の部屋のベッドの下に移動していたのです。

ドラマ『俺の話は長い』第2話 ネタバレあらすじ

ドラマ『俺の話は長い』第2話 其の三【焼きそばと海】ネタバレあらすじ

岸辺家では、満(生田斗真)の姉の綾子(小池栄子)家族との同居が始まりました。

晴海(清原果那)はあれから毎日学校に行っています。

ある日、晴海が登校拒否していた理由が、好きだった同級生(水沢林太郎)が親友と付き合い始めたことだったという事実が発覚しました。

翌日、その晴海がまた学校を休むと言い出して焦った綾子は、満に成功報酬5千円を条件に、晴海を説得してくれと頼んできました。

満は晴海に「ばあちゃんをこれ以上悲しませるな。無職の息子だけならまだしも、不登校の孫まで家に居て仕事頑張ってるんだぞ?どんな気持ちか考えろ」と説得します。

「ばあちゃんのことを悲しませるのは、俺一人で十分なんだよ」

と訴える満に対し、

晴海は「じゃあ満兄ちゃんこそハローワーク行きなよ!」と返り討ちにします。

昼食の時間。満が作ったカレー味の焼きそばを一緒に食べながら、午後の授業ならまだ間に合うから学校に行けば?と、晴海をなおも説得します。

学校に行きたくない理由は、「今日の5時間目の授業がどうしても嫌だったから」と告白する晴海。好きだった同級生のことはふっきれたものの、どうやら今日だけは違うようでした。

満は「それなら、なおさら行くべきだ!」と声を大きくします。

「どうしても出たくない授業に出て初めてふっきれたと言えるんじゃないの?」

「せっかくまた通い始めたのに、今日休んでしまったら、まだ引きずってるんだ、と哀れんだ目で見られるぞ」

そう言うと、晴海は「もうちょっとちょうだい」と言います。

満の言葉に徐々に耳を傾け始めた晴海。

満のヘリクツに背中を押され(さらには学校まで車で送るという約束まで取付け)晴海はついに午後から授業に出ることに決めました。

満が見守る中、学校に行った晴海。5時間目の授業はフォークダンスの練習でした。

陸が親友である彼女と踊ることに耐えられなかったのです。

 

その晩、満は帰宅した綾子に、晴海を説得して学校へ登校させたので、報酬の5千円を要求しますが、綾子が渡してきたのは千円札1枚でした。

綾子は1時間目に間に合ったら5千円の報酬、2時間目からなら4千円、という意味で、5時間目からなら千円で十分だと主張してきたのです。

しかし、満は猛抗議します。

「今日は嫌だった5時間目のフォークダンスの授業に出席したことこそに意味がある!」

「好きな男に手を握られるだけでも心を掻きむしられる辛さなのに、男とその彼女が仲睦まじく踊る姿を間近で見るという地獄のような時間を晴海は見事耐え抜いた!

つまり、あの授業に出席させた働きは、5千円の報酬に十分値するんだよ」

満はさらに、学校への送迎代・栄養バランスを考えた昼食代・ちゃんと授業に出ているか見守っていたら警備員に不審者に間違えられた精神的代償も含めて、

全て込みで値を吊り上げ、1万円を要求、結果的に綾子から5千円をゲットします。

さらには、晴海を駅まで迎えに行こうとする綾子に、送迎の代役を千円で引き受けることを、巧みな演出と話術で提案。見事に5千円+千円を獲得したのでした。

車で晴海を迎えに行った満は、帰りに夜の海までドライブしてあげました。

人は失恋したらどうして海に行きたがるのか、晴海はなんとなくわかった気がする、と言って涙を流しました。

「人生の大事なことに限って、どうして誰も教えてくれないんだろう」晴海は泣きながら呟きました。

「大抵の事は傷ついて覚えるしかない」と、満は晴海に言い聞かせます。

夜の海を眺めながら、晴海はぶっきらぼうに満にお礼を言いました。

「やきそば作ってくれてありがとう、悪くなかったよ。」

満は笑いながら、人生の大事なことだから教えておくけど、と前置きして、

「ちゃんと素直に美味しい、と言える子のほうがモテるぞ」と笑うのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第2話 其の四【コーヒーと台所】ネタバレあらすじ

満は毎朝5時半に起きてくる母・房枝(原田美枝子)に珈琲を淹れるのが日課です。

夜眠ることなく5時半まで起きて、房枝に珈琲を淹れた後に眠りにつく、という昼夜逆転の生活です。

その習慣を訝しく思い、不満を言い始めた綾子。満の部屋に、処分したものと思っていた珈琲屋の時の荷物を発見し、やはり未練があると疑ったからです。

毎朝母親に珈琲を淹れていることは、珈琲屋への未練などではなく、親孝行だと譲らない満でしたが、綾子はその行為に対する不満を口にします。

「毎日夜更かしして、働かずにいることが親孝行?珈琲を淹れて貰うことと、息子が定職に就くこと、どっちがお母さんにとって幸せかわかるでしょ?」

「姉ちゃんさ、男の人に珈琲淹れて貰ったことないでしょ?珈琲を淹れてもらった経験がないのに、どっちが幸せかなんてどうやって判断するの?」

「淹れてもらったことありますが!」

「どうせインスタントだろ、そんなの淹れてもらったうちに入んないから」

「てんめ~!!」

早朝からの騒々しい姉弟喧嘩に、房枝や浩司(安田顕)も起きてきました。

房枝は2年前に夫を亡くしてから、満が淹れる朝の珈琲が心の支えでした。

満も房枝も、特にどうしても、とお互い話し合って決めていたわけではなく、どちらからともなく、朝5時半の珈琲は習慣化していたのです。

それでもやはり珈琲屋に未練があるのでは、と疑う綾子に、満は、「ダンボールの中の道具はフリーマーケットで売ろうと思っていたし、未練など一つもない。

母さんが喜んでると思って親孝行のつもりでやってきたけど、そんなに目障りなら、今日で珈琲入れるのやめるわ!明日から作らないから安心して」

と言い放ち、部屋に戻ってしまうのでした。

その日の夕方、房枝の営む喫茶店「ポラリス」に、晴海の同級生の陸が一人でやってきて、「メロンソーダとオムドライ」を注文しました。

オムドライは、オムライスの中身がドライカレーで、ポラリスの常連しか知らない裏メニューです。晴海が陸にだけ話したことがある、ポラリスのメニューでした。

なぜ、陸が一人で突然ポラリスにやってきたのか、不可解に思う晴海と家族。

真相はわかりません。

その晩、浩司が満をバークラッチに誘いました。

浩司はベースを担いで遅れてやってくると、綾子に言われてベースは全部処分したと以前話したが、実は一つだけずっと隠し持っていたと告白しました。

ベースを店で預かってもらいたい下心もあったのですが、満が珈琲屋時代のダンボールを捨てられない心情に共感し、酒を酌み交わしたいと誘ったのです。

満には正直、自分の気持ちがよくわかりませんでした。また珈琲屋をやりたいとも思わないけれど、興味がないわけでもなく、新しい豆を見ると買ってしまったりもします。

クラッチの店員・海星(杉野遥亮)と浩司は、「よくわからない気持ちを無理やり引きはがさず、自然に気持ちが切れて離れるまで時間をかけてもいい」と促しました。

浩司がほろ酔いで一人で帰宅すると、房枝が一人で晩酌していました。

浩司は「余計なお世話かもしれないけれど」と付け足して、お母さんが喜ぶから、明日の朝も珈琲を入れるよう満に伝えたと話しました。

何より、満がやりたいことをやったほうがいい、と思ったと房枝に語ります。

しかし房枝は、あの子は強情っぱりだから、明日から絶対に珈琲を淹れないだろう、

もし淹れたら、裸で逆立ちしてもいいくらい、と浩司に笑って話すのでした。

翌朝、房枝は5時半に台所へ起きてきましたが、予想通り、満は珈琲を淹れることはありませんでした。

後日、満は軽トラを借りて、ダンボール6箱をリサイクルショップに運びました。

買い取り額は全部で3万5千円。

迷った挙句、満はついに珈琲屋の道具をその場で売る決意をしたのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第3話 ネタバレあらすじ

ドラマ『俺の話は長い』第3話 其の五【カボチャと喫茶店】ネタバレあらすじ

房枝(原田美枝子)は喫茶店ポラリスの常連客から、頂き物のカボチャをダンボール一箱分貰ってきました。「竜宮かぼちゃ」という立派なカボチャです。

晴海(清原果那)は、無事学校に行くようになったものの、陸(水沢林太郎)から親友との恋の相談を持ちかけられたあげく、「実は晴海が好きだった」と告白されます。

別れてほしいと晴海が言うなら、自分は彼女と別れるとさえ言い出す始末で、晴海は大いに戸惑うのでした。

浩司(安田顕)は、そんな陸から連絡先の交換をお願いされ、時々メールが来て対応に困っていると、バークラッチで満(生田斗真)に相談していました。

満たちは、あやふやでいるよりも思い切って仲良くなるのはどうか、と提案し、浩司はハロウィンのカボチャをかぶった写真を添付して、陸にメールを返信するのでした。

ある日、満が八百屋の前を通りかかると、「竜宮かぼちゃ」が一つ2500円で売られており、店主から「ネットでは3000円で売買されている」と聞きます。

慌てて家に帰った満は「竜宮かぼちゃ」を探しますが、房枝が店でハロウィンの特別メニューにしようと準備している、と綾子(小池栄子)から聞いて激怒します。

満は「竜宮かぼちゃ」の金額を知り、密かにネットで転売しようと目論んでいたのでした。

「姉ちゃんはポラリスがハロウィンに手を出すことになんとも思わないの?」

「ハロウィンに手を染めることを軽く考えすぎてない?」「危険な薬物みたいに言うなよ」「後戻りできないという意味では、ハロウィンもヘロインも同じだからね?」

「この先ずっと『あぁこの店はハロウィンみたいなチャラついたイベントに便乗する店なんだ』って思われるんだよ!」満が訴えますが、

どうやらハロウィンをやろうと言い出したのは、常連客で古本屋の牧本(西村まさ彦)でした。それを聞いた満は憤慨して店に飛んで行きます。

かぼちゃをたくさんもらったからハロウィンに便乗しよう、と言って、常連客たちと店の飾り付けをしていた房枝と牧本たちは、満の一斉口撃を受けます。

「いい大人が雁首そろえてハロウィンの準備ってやばくないですか?」

「ぼくたち昭和生まれはみんなハロウィン嫌いなはずですよね?」

「ハロウィンは、クリスマスほどではないが、お前が思う以上に今世間でゆるぎない地位を固めている」と牧本が反論すれば、

「この店はクリスマスすら定着しておらず平然とやり過ごしてきた、それが親父がやってきたこの店のポリシーではないのか」とヘリクツをこねます。

満の反論を聞いて、じゃあハロウィンとは謳わずにカボチャ料理を出す、と房枝が言えば、

「ワールドカップの時に日本代表のユニフォーム着てるのに『一切便乗してません』って言って通用する?」と反論。

結局、満がカボチャの転売を企んでいるということを客たちが気付き始めた頃、面倒に思い始めた房枝は、ハロウィンが終了した後の期間、ランチのサービスとしてカボチャの煮付けをつけることに決めたのでした。

後日、カボチャの煮付けの作り置きを持って、牧本の古本屋を訪ねた房枝は、満はあの店が好きで本気でハロウィンをやってほしくなかったのだ、と語り始めました。

満の自宅兼店舗の構造上、自宅のキッチンからポラリスのカウンターへ通り抜けられるようになっています。

店のことで父親と大喧嘩した時、二度と店のカウンターへ入るなと言われ、以来それを満はずっと守っていました。

自分のやり方で自分の店を成功させて、父に男として認めてほしいと思っていたのではないか。「なんだかんだ言ってあの子は店のことが好きなのよ」と房枝はそう噛みしめながら言い、微笑みました。

晴海の部屋にある父の仏壇に、かぼちゃの煮付けをお供えするため満がやってきました。二人はそれぞれの想いで仏壇に手を合わせ、思い出話に花を咲かせます。

晴海は、幼稚園の時のクリスマスに祖父がサンタの恰好でプレゼントを持ってきてくれたことを懐かしそうに話しました。

綾子は、あの父親がサンタの恰好をした!と驚愕して、思わず幼稚園児の晴海にサンタの正体は祖父であることを話してしまったのでした。

二人は、そんなこともあったと笑いながら、遺影の中の厳しい表情の人物を見つめて、また手を合わせるのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第3話 其の六【酢豚と墓参り】ネタバレあらすじ

デパートに靴を買いに行く約束と学校の三者面談を、綾子に仕事でドタキャンされた晴海は、母の身勝手に腹を立てて帰宅しました。

残業で帰宅が遅い綾子を除く4人で晩御飯を食べながら、「お母さんは他人に厳しくて自分に甘い!」と腹を立てる晴海に便乗し、満と浩司も日頃の愚痴をこぼすのでした。

残業で残っていた綾子は、部下から家族が仕事を辞めて引きこもっていると相談を受けます。どうしたら課長のように家族に寄り添えるか、と切実に相談してくるのでした。

綾子は”自分の弟は事業で失敗したものの、再就職して正社員として働いている”と会社で嘘をついており、動揺しながら部下を励ますのでした。

次の日曜日、ドタキャンした買い物の埋め合わせで、綾子家族はデパートに出かけていました。その日は父の月命日で、満と房枝が墓参りに行く日でもありました。

綾子家族が車を走らせていた道中、ガソリンスタンドで偶然、満を見かけます。

そのまま尾行し、花屋に寄って墓花を購入する満を物陰から見守ります。

 

満はどうやら、房枝に請求するガソリン代とお花代を誤魔化しているようなのです。その証拠を押さえようと、綾子は満の後をつけていたのでした。

満と墓参りに訪れた房枝は、ガソリン代とお花代で5千円でいいよ、と満から請求されます。

綾子に注意されたからと付け加え、次からレシートをちょうだいと言う房枝に、満は自分を信用していないのか、と不満げな様子を見せます。

そんな姉は月命日に墓参りにも来てないじゃないか、と満が文句を言っていると、綾子から、父の好きだった中華料理屋で晩御飯を食べようと誘いが入りました。

中華料理屋に集まり食事していると、いつもの如く、綾子と満の口論が始まってしまいます。

口論の延長で、なぜこの店で食事をしようと言ったのか、満が綾子に苛立ちをぶつけました。

「墓参りには来ないくせに、好きだった中華料理屋で食事したら故人を偲ぶことになるんですか?それはあまりにも都合がよすぎるんじゃないの?」

満の言い分に腹を立てた綾子は、ガソリン代とお花代の5千円を母に請求したことを問い詰め始めました。

「小遣い稼ぎで墓参りに行ってるやつに言われたくない。ガソリン代2325円、お花代1100円、5千円請求して、1500円ほどがあんたの懐に入ってる!」

不正を問われた満は憤慨して、なぜそのことを知っているのか?尾行したのか、と綾子を責めました。

「姉ちゃんの何が最低か教えてやろうか、ガソリンスタンドと花屋まで尾行してきたくせに、墓参りに尾行してこなかったことだよ!」と開き直ります。

墓参りに来なかったことを責められた綾子は、父親が入院中に、満がたった一回しか見舞いに行かなかった話を持ち出して反撃を始めました。

「行こうと思えば行ける距離に住んでいたのにたった一度きりよ。女の人のヒモだったのにそんなに忙しかったの?」

満は無職になってから、女性と同棲していた時がありました。

「お父さんと大喧嘩して実家に居づらくなったら外の女に養ってもらって、お父さんいなくなって実家に戻ったら今度はお母さんに養ってもらって!…情けなくないの?」

「私もお父さんに心配かけたけど…、お父さんは最後まで満が心配だ、満をよろしく頼むって。いい加減ちゃんとしろよ、30すぎて母親に小遣いせびってんじゃねーよ!」

綾子がそう言うと、房枝は口論を遮るように、静かに反論しました。

「お父さんは綾子には感謝していたわよ、晴海を産んでくれてありがとうって」

それを聞くと、すっかり黙り込んだ綾子の頬に、静かに涙が流れました。

 

黙って聞いていた満はテーブルの上のチャーハンを器に盛ると、

「言っとくけど、この店で親父が好きだったの、酢豚じゃないから。酢豚のタレをかけたチャーハンですから」と、酢豚のタレをすくってチャーハンにのせました。

「へぇ~、美味しそうだね」と言って、なぜか泣いている浩司が後に続くと、晴海と綾子も、同じように酢豚のタレのせチャーハンを競うように食べ始めました。

帰りの車の中で、房枝は満に、「一度だけお見舞いに来た時に、父さんと何を話していたの?すごく楽しそうだったけれど」と尋ねました。

満は、何も話していないけれど、飼っている亀の話はした、と言います。

亀の名前を聞かれた満が、「ボルト」と答えるとそれが父のツボに入りずっと笑っていた、というのです。

「最後だからもっとまともな話したら良かったのに」と満が呟くと、房枝は、「最後笑ってくれたんだから良かったじゃない」と答えるのでした。

帰宅した満は自室にこもり、ビールを飲みながら、物思いに耽っていました。

その背中を、水の中から「ボルト」が見守っている夜だったのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第4話のあらすじ

ドラマ『俺の話は長い』第4話 其の七【アイスと夜の散歩】ネタバレあらすじ

満(生田斗真)は、夜眠る時間が早くなり、いつの間にか朝型の生活に変化していました。

朝からヘリクツ全開の満に、「朝から相手するのしんどいんだけど…」と言う綾子(小池栄子)でしたが、少しだけ変化の兆しが感じられる岸辺家の食卓なのでした。

晴海(清原果那)は、学校で陸(水沢林太郎)の彼女から、陸が晴海の父親・浩司(安田顕)とメールのやりとりをしていることを問い詰められて驚いてしまいます。

その夜、晴海の携帯に陸から唐突にメールが届き、確認すると、浩司がバークラッチで撮影した『カボチャ谷パンプ郎』の写真が添付してありました。

本当に陸が浩司とやり取りしていると気付いた晴海でしたが、浩司に直接問いただす勇気はありません。

そんな浩司は、年下の会社の先輩から悩みを聞いてほしいと飲みに誘われ渋々行ったものの、蓋を開ければ自分に対するダメ出しで、思わず転職を考えてしまいます。

一方、房枝(原田美枝子)は、古本屋の牧本(西村まさ彦)を連れて、吹き矢クラブの見学に訪れ、新たな趣味を探そうとしているようでした。

ポラリスでは、常連客の諸角(浜谷健司)や薗田(本多力)が、牧本がいよいよ房枝に積極的に勝負をかけてアプローチしていると騒いでいました。

房枝の依頼で自宅から圧力鍋を取るのを手伝うため、牧本は一緒に自宅の台所にまで上がりこんでおり、それを見かけた晴海は思わず呆然としてしまいます。

その日の夜、岸辺家に事件が勃発します。

事の発端は分別されずに捨てられていた、チョコレートアイスの袋と棒でした。

誰かが捨てたアイスの空の袋を見た満は、自分が2つ買ってきて1つ大事にとっておいた250円のアイスを、誰かが勝手に食べたと激しく怒り始めます。

「俺のアイス!誰が食べたんだよ!」

「無職のくせに250円のアイス食べてんの?」

呆れて言いながら、アイスのゴミは朝テーブルの上に置いてあったので自分がゴミ箱に捨てた、でも食べてはいない、と綾子は説明します。

「アイスのゴミだけ捨てて食べてないって通用すると思う?」

「川に拳銃捨てたけど撃ったのは私じゃありませんって誰が信じるよ?」

綾子は、昨夜似たアイスを食べていたから、浩司が食べたのではないか、と言い出します。しかし浩司はレシートと2階に捨てたゴミを証拠にアリバイを確定させました。

晴海は、「家の冷蔵庫にあるものは誰が食べても別に良くない?」と主張しますが、

満はそういう考え方の晴海こそが犯人ではないかと疑い、

「アイス・プリン・ケーキはスペシャルだから、これを自由に食べていいとしたら毎日警察沙汰になるぞ!」と晴海を一蹴します。

さらに満は、「これはアイスの問題じゃない。アイスを食べたくせに黙っている犯人が、この三人の中にいることなんです」と房枝・綾子・晴海を指して言うのでした。

満がまるで探偵か刑事のように、何故か嬉しそうに推理ごっこを始めると、浩司が「この三人以外に犯人がいるということは考えられませんか」と言いだしました。

晴海は、今日台所に古本屋の牧本がいたことを言うと、房枝は圧力鍋を取るのに手伝ってもらっただけだ、と説明します。満は牧本が犯人ではないか、と疑います。

しかし、綾子がゴミを捨てたのは今朝で、牧本は夕方やってきたので、牧本は犯人ではない、という結論に至りました。

晴海は、昨日まで台所のテーブルの上に一週間分の新聞が置いてあったことを思い出しました。綾子が目を通したいからと房枝に頼んで取っておいてもらったものです。

しかし、結局綾子は目を通さなかったため、資源ゴミの日だった今朝、房枝が束ねて捨てた、と言うのでした。

結局、アイスの空の袋は、テーブルの上でその新聞の束の下に一週間前から存在していたもので、新聞の存在がなくなった今朝、綾子に発見され捨てられたものでした。

そして、一週間前にそのアイスを食べて、空の袋をゴミ箱に捨てずテーブルの上に置きっぱなしにした張本人は、なんと満だったのです。

「食べてすぐゴミ箱に入れないのが悪い」

「今日は本当に許さない、ちゃんと謝るまで絶対に許さない」

「いいでしょう、負けを認めましょう」と言いつつ全く謝らない満は、

「この事件よりさらに深刻な事件が浮かび上がってきた、母さんは牧本さんと再婚しようとしている」と言い出します。

話をすりかえ、否定する房枝を置き去りに、満は結局謝らず部屋に逃げ込むのでした。

晴海は、アイスの話をしていたらアイスが食べたくなったと言い出し、浩司とともにコンビニにアイスを買いに出かけました。

帰り道、晴海は浩司に陸と連絡先を交換してメールのやりとりをしていることを問い詰めます。浩司はあわてふためきながら認めて釈明すると、晴海の口から、

「嫌じゃなかったら、あいつと仲良くしてやって」と意外なお願いをされるのでした。

始めて晴海からお願い事をされた浩司は、一人ベランダでアイスを舐めながらニヤニヤと微笑み、その姿を目撃した満に「…気持ち悪い」と思われるのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第4話 其の八【バーニャカウダと犬の散歩】ネタバレあらすじ

満は最近規則正しい生活にシフトチェンジしてきており、朝7時に起床、朝と夕方ランニングするようになっていました。

海星(杉野遥亮)からバークラッチのオーナーが海外出張することになったので、オーナーの犬の世話をするバイトをしないかと言われ、引き受けます。

ポラリスの常連客の薗田は、後輩の渡利(間宮祥太朗)と共に外回りの最中、犬の散歩をする満を目撃します。

房枝から店で散々満が就職しないという話を聞いていた薗田は、その夜、満に自分の会社の中途採用試験を受けてみては、と提案するのでした。

浩司は、陸にベースを買いたいから一緒に選んでほしいと頼まれ、会うことになりました。浩司がベースをやっていたことを、陸はいつか晴海から聞いたのです。

晴海と陸は境遇が似ており、陸の親も再婚で、外務省勤務の仕事人である義理の父は陸には冷たく、悩みを聞いてくれそうな晴海の父親が羨ましかった、と告白します。

「僕で良かったら話聞くよ」と嬉しそうに浩司が言うと、陸は恋愛相談を始めるのでした。

バークラッチに満が訪れると、待ち合わせしていた薗田と渡利が立ち上がってお辞儀をしました。中途採用の件で早速会うことになったのです。

渡利は、昔バックパッカーで、大学中退しており、同じく大学中退していて、南米を訪れたことがある満に対し、一方的に親近感と尊敬の念を抱いていました。

昨年中途採用で入社した渡利は、

「こんなに好き勝手生きてきたこんなボクでも楽しく働けてるんで、満さんにもウチの会社絶対気に入ってもらえると思うんです」と自信満々に言いだし、

フリーターだった時に好きだった子には振り向いてもらえなかったけど、就職したら向こうからアプローチされて結婚の話も出ている、と得意げに話すのでした。

それを聞いて今まで黙っていた満の怒涛のヘリクツが始まります。

「俺は無職でも彼女いたけど」「逆に就職した途端付き合えたって怖くない?」「彼女は渡利君の人間としての本質を見てないよね、そんな人と結婚して大丈夫?」

「ここまでたっぷり時間設けてあげたけど、会社の魅力が全然伝わってこないってことは、渡利君営業向いてないと思うんだ。会社で令和の給料泥棒って言われてない?」

マシンガンのような満のヘリクツに、渡利は絶句してしまいます。

さらに「さっきから大学中退アピールしてるけど、二十代で一般企業に勤めてるって中退の無駄遣いしてるって思わない?」「完全にドロップアウトに失敗してるよね」

「同じ中退として恥ずかしいからあまり言わないでもらえる?」

と斜め上の角度から渡利を追い詰めます。

涙目になる渡利に、トドメを刺すように満はさらにヘリクツを並べました。

「バックパッカーで海外放浪して、自分が冒険心があって勇敢だと勘違いしてるみたいだけど、周りが就職・結婚してるのに自分一人という孤独に耐えられなかったんだろ」

「バーニャカウダの野菜も一人一本ずつって見ればわかるのに、一人でエシャロット3本食べるって社会人失格。非常識な人間でも働けるのが御社の売りなのかな?」

涙ながらに頭を下げる渡利をかばい、あまりの言いように満に怒りを向ける薗田に、満は追い打ちをかけるようにヘリクツを重ねます。

「働く気のない人間に、上から目線で働くことを強要して、恥ずかしいとは思わない?」

「君のやろうとしてることは、動物園のライオンに、檻から出て自分で獲物を取ってこいって言ってるようなものだよ」

「動物園のライオンは闘ってないように見えて、野生のライオンより闘ってんの。客に笑われて、指差されながら、毎日夢と孤独の間で闘ってんだよ!」

すると突然渡利の態度が変貌、立ち上がり、「俺、今日で会社辞めます!」と言い始めたのです。

「俺は動物園の孤独から逃げて、野生の群れに逃げ込んだ臆病なライオンなんです…!」泣き出す渡利に焦る満は必死で会社を辞めるなと止めるのでした。

結局、酔いつぶれた渡利を連れて、薗田の家で飲みなおすことになった満は、急に会社を辞めると言い出した渡利のことを気にして、薗田にフォローを頼んでいました。

酔いつぶれたと思った渡利は、「この会社が好きなんです、満さんに馬鹿にされないような立派な野生のライオンになるんで」と宣言し、三人は笑顔で乾杯するのでした。

朝、オーナーの犬の散歩をしていた満は、出勤途中の浩司に出会います。転職したい浩司と、無職の満、お互いに楽じゃない、と顔を見合わせ笑うのでした。

オーナーの犬の服が三万円だと告げると、「俺の服より高いじゃないか」と笑いながら会社へ急ぐ浩司の背中に、「でも浩司さんのほうが格好いいよ」と満は言うのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第5話のあらすじ

ドラマ『俺の話は長い』第5話 其の九【銀杏と爪切り】ネタバレあらすじ

薗田(本多力)から会社の中途採用試験を受けるよう促された満(生田斗真)でしたが、結局受けることはありませんでした。

房枝(原田美枝子)は牧本(西村まさ彦)と共に、吹き矢クラブに通うようになり、家の中でも吹き矢の練習を行うようになりました。

店には吹き矢クラブ副会長で近所の豪邸に住む檀野(長谷川初範)が、房枝目当てで通ってくるようになり、牧本は気が気ではありません。

一方、晴海(清原果那)は先日の模試の結果が悪く、わざと悪い点をとって陸(水沢林太郎)と同じ高校へ行こうとしているのでは、と綾子(小池栄子)は疑っていました。

晩御飯の茶碗蒸しの用意をしていた房枝は、満の茶碗蒸しに銀杏は入れませんでした。
満が銀杏が嫌いだったということを思い出したからです。

茶碗蒸しとローストビーフを囲んで、晩御飯を食べる岸辺家の話題は、『小さい頃の夢』。

浩司(安田顕)が小学校の文集に将来の夢を『殿様バッタ』と書いていたのを満が見つけたからです。

満は小学校の時も中学校の時も、将来の夢は『珈琲屋の店主』で、大人になってその夢を叶えることができました。

それを聞いた綾子は満に反論します。「満は夢を叶えたって言えない」

「美容院始めた人が営業不振で半年で店を閉めたのに『ワタシ夢を叶えました』って得意げに言ってたらイラっとしない?」

「ボクシングの世界チャンピオンが三ヵ月後に負けて王座陥落したら『たった三ヵ月防衛したぐらいで夢が叶ったって騒いでんじゃねぇよ』って言うんだ?」

満は反論にヘリクツで応戦し、自分は夢に向かって一貫した努力をしてきたし、綾子にだけは言われたくないと、過去の綾子の将来の夢に言及します。

小学校の時はアイドル、中学校の時は実業団のソフトボール選手が夢だった綾子でしたが本気で目指すこともなく、習い事のバレエやピアノも半年と続きませんでした。

房枝も、満はずっと野球一本で高校も公立でお金がかからなかったが、綾子は高い習い事に、高校は私立だったので養育費が3倍くらい違う、と愚痴をこぼすのでした。

高校の話題になると、綾子は黙ります。晴海の志望校のことが頭をよぎり、綾子は思わず、みんなの前で晴海に問いただしてしまいます。

「高平陸と同じ開南高校に行きたいんでしょ?」だからわざと模試で悪い点をとって、偏差値を落としているのではないか、一時的な感情で将来を決めてほしくない、と。

開南高校よりも偏差値が上の高校を十分目指せる晴海が、その高校を目指すのは普通に考えて不自然ではありました。晴海は「それは関係ない」と否定します。

話を聞いていた浩司はおもむろに立ち上がり席を外すと、戻ってきて綾子たちに告げるのでした。「高平陸くんの第一志望は、開南高校じゃないって」

「なんで浩司にわかるの…?」訝しがる綾子に、浩司は、今彼に直接聞いた、と伝えます。陸と連絡先を交換していて、満と晴海もそれを知っていたというのです。
自分だけが知らなかったんだ、とショックを受けた綾子は思わず席を立って部屋に閉じこもってしまいました。

満は、寝る前に勉強している晴海に、自分が友達2人と甲子園に行くために同じ高校を目指した話をします。

3人で受験したものの合格したのは満一人で、他の2人は別の高校に進学して野球部に入り、甲子園の地区予選で対戦すると、満の高校はボロ負けしてしまったのでした。

「だから好きなやつと同じ高校受けるっていうのはあまりおススメしない、一緒じゃなかった時立ち直るのに苦労するから」

満の話を聞いた晴海は、「参考にする」と素直に聞き入れるのでした。

5年前に銀杏が嫌いだった満は、この5年の間に銀杏を克服し、むしろ好物になっていたので、茶碗蒸しに銀杏が入っていなかったことを嘆きました。

房枝にまだ銀杏が残っていると聞いて、炒って食べるべく、満が銀杏の皮むきをしていると、閉じこもっていた綾子が居間にやってきました。

綾子は満に背を向け、何も言わないで足の爪を切り始めます。

「夜に爪切ると親の死に目に会えなくなるぞ」

「別に信じてないから」と綾子は爪を切り続けます。

「俺にこの迷信吹き込んだの姉ちゃんだぞ」「俺は20年以上この迷信を信じて律儀に守ってきた」

浩司と陸が連絡を取り合っていることを自分だけ知らなかったという事実に落ち込み、いつもの口喧嘩もどこか元気のない綾子に、満は思い出話をし始めました。
「姉ちゃんもそういう立場になったってことだよ。小さい頃は、自分が親を欺く立場だったろ?」

綾子が中学の頃、初デートに行くのに親を欺くため、満と一緒に見に行ったことにするから協力するよう満に要請したこと。

その嘘を貫くため、満にあらすじを覚えさせ、見てきたかのようにふるまえと言い、主人公の動きまで特訓したこと。思い出した綾子は思わず笑ってしまいます。

その映画のタイトルが何だったか思い出せないと二人で騒いでいると、晴海がやってきて「何騒いでいるの?」と言います。

さっきの出来事から、ぎこちない様子の綾子と晴海でしたが、綾子が中学の頃見た映画の話で少しずつ打ち解けていきます。

「その映画なんていうの?今度見てみようかな。満兄ちゃん暇なんだからDVD借りてきてよ」

暇だと言われて文句を言う満でしたが、後日、きちんとDVDを借りてくるのでした。

心地よい日の光の中、縁側で爪を切る満の口笛が家の中に響いていました。

ドラマ『俺の話は長い』第5話 其の十【シャンパンと合い鍵】ネタバレあらすじ

満が引き受けた、クラッチのオーナーの愛犬・コウスケの散歩も最終日を向かえましたが、海星(杉野遥亮)からもう一日延長してほしいと言われます。

浩司は、クラッチの店員・小雪(きなり)のバンドのライブを観に行き、その場で所属していたバンド『ズタボロ』の元ボーカルに再会し、再結成を持ちかけられます。

岸辺家では、浩司と満不在の中、房枝、綾子、晴海が晩御飯を食べながら、最近体がおかしいとぼやいていました。特に顎が痛い、と言う房枝と綾子。

秋葉家が同居するようになってから、満のヘリクツ発言が増え、それに付き合っているうちに喋りすぎていたことに気付きます。

さらに、浩司は同居するようになってから楽しそうではあるが、満と毎晩のように飲みに出かけているのが気に入らない綾子。

「これ以上好き放題やらせておけない。私に考えがある。」と綾子は二人に怪しく微笑むのでした。

浩司が酔って帰ってくると、綾子はいつものように咎めません。それどころか、満の挑発にも乗らず、「私が悪いのよ、これから気を付けるわ」と言い出す始末。

お風呂場の電球を買ってくるよう頼まれたにも関わらず忘れてしまい、「別になくても入れるだろ?」と開き直る満の言葉も晴海に「そうだね」と笑って肯定されます。

どこか肩すかしをくらった満は物足りない様子です。そう、これが綾子が考えた、満のヘリクツに挑発されない作戦だったのでした。

翌日、牡蠣の土手鍋をするから牡蠣を買ってくるよう頼まれた満は、最後の犬の散歩を済ませた後、買い物をして帰ろうと考えていました。

コウスケを散歩させてオーナーの家に戻ると、飼い主のオーナー・明日香(倉科カナ)が帰ってきていて、鉢合わせしてしまいました。

明日香は、食べるものが何もないので、ついでに買い物も頼まれて欲しい、と言い出します。仕方なく了承し、ありとあらゆる店舗に向かって細かい注文の品を買う満。

時間はあっという間に過ぎていき、牡蠣鍋を予定していた岸辺家では、牡蠣を買って帰ってくる満を今か今かと待っていました。

結局かなり時間をオーバーして買い物を済ませ、明日香の元に戻った満は、明日香から報酬はいくらなら良いか、と聞かれ、要らないから早く帰りたいと申し出ました。

しかし、大学生でもないのに30過ぎて人の犬の散歩をするような人間なら、お金に困っているんだろう、と言われ、明日香と口論になってしまいます。

「あなたが人間が金でしか動かないと思ってる寂しい人だからそう思うんです」

「僕は困っている人がいたら助けるという当たり前の理由で動いている」

「じゃあコウちゃんの散歩代払わなくていいんだ」

「それで貴女の心が痛まないなら」

「私はどっちでもいいんだけどぉ」

「本当に可哀想な人ですね」

「報酬をチラつかせたり引っ込めたりして人が動揺する姿を観るのがそんなに楽しいんですか」

「そうやって男の子がだんだんムキになってくる顔が好きなだけ」

満は腹を立て、報酬も受け取らず帰ろうとしますが、明日香は焦って引き止めます。

「今日誕生日なので一緒に食べてほしいの!」
真剣に頭を下げる明日香を目の当たりにし、結局、満は明日香と食事を共にすることにしたのでした。

そんな頃、岸辺家では、一向に帰ってこない満と牡蠣をあきらめて、鶏鍋をしていました。

食卓の話題は、満が一体どこに行ってしまったのか、ということでした。ジャージーを着て出かけたからいつもの犬の散歩の仕事だろうと房枝が言います。

その犬の飼い主が、いくつも会社を経営している35歳の美人らしい、と浩司はクラッチで聞いた内容を話すのでした。

大豪邸すぎて自宅に帰るのが嫌になると満がぼやいていたと浩司が言うと、房枝と綾子は目を合わせて黙り込むのでした。

明日香は、充実した生活を送っていると思われているけど、実際には誕生日を祝ってくれる人間すら周りにいない、と酔っぱらって満に愚痴をこぼしていました。

こんな大きな家に住んでいても、一人暮らしで犬を飼ったら結婚も遠のいてしまう、というバツイチの明日香に、性格が最悪な姉でさえ再婚できた、と励まします。

卑屈になる明日香に、「本当は繊細で可愛らしいのは、初対面でも話していたらわかる」と満は慰めます。

急に良い雰囲気になった時、明日香は突然、私は海星にフラれている、と告白します。

「従業員にフラれてる女ほど寂しい女っている?!」

愚痴を言うだけ言うと、明日香は酔いつぶれて横になりました。それを見計らって、満は鍵を置いて帰ろうとすると、

「コウちゃんの散歩をまたお願いするかもしれないから、鍵は持ってて」と言われるのでした。

コンビニで酒とつまみを買って帰宅すると、家族4人は無表情でトランプをしていました。

「もしかして俺が牡蠣買ってくんの、ずっと待ってた?」

満の挑発が続き、我慢できなくなった綾子たちは、なぜ遅くなったのか問い詰めます。

「大事な用ができて抜けれなくなっちゃって」

「家族の食事より大事な用って何よ?」

「まあ、一言で言えば、人命救助…?」

上機嫌で足取りも軽く、家族の白い目を横に、満は自室に戻っていきました。

その手には明日香の家の鍵が握られているのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第6話のあらすじ

ドラマ『俺の話は長い』第6話 其の十一【毛ガニと体温計】ネタバレあらすじ

光司(安田顕)が38.8度の熱を出してしまい会社を休むことになりました。

綾子(小池栄子)は、以前光司が再就職の話をしたことから、浩司が会社でうまくいっていないのでは、と心配します。

ポラリスには、檀野(長谷川初範)が房枝(原田美枝子)に活きた『毛蟹』をプレゼントにやってきました。

家族で食べると大喜びで受け取る房枝と檀野のやり取りを、牧本(西村まさ彦)は恨めしそうに見守るのでした。

「平日の昼間に光司さんと二人って変な感じですね」と語りかける満(生田斗真)に、「仕事辞めたら毎日こういう状態ってことでしょ?」と起きてきた光司は答えます。

もしも二人でずっと家にいることができたなら、「早めに家事を済ませて、二人でゲームしたい」「夢に描いた理想の生活」などと想像の翼を広げるのでした。

そこへ、房枝が慌てて駆け込んできます。
高平陸(水沢林太郎)が、学校をサボってまた店にやってきた、というのでした。

光司は綾子たちとのやりとりを陸に説明し、既に陸とはメールのやりとりをしていませんでした。

結局、満が陸の相手になり、悩み事を聞くことに。

陸は晴海(清原果那)の親友だった彼女にフラれて別れていました。しかし陸曰く、彼女にフラれたことよりも光司に拒否されたことの方がショックだと言うのです。

光司とのメールのやりとりが自分の心の支えになっていた、と。

陸の家も両親が再婚で、義理の父親と上手くいかず、光司のような面白い父親や満のような叔父がいる晴海が羨ましい、と言うのです。陸の本心は寂しさで溢れていました。

満が家に戻ると、房枝・綾子・晴海が毛蟹を囲んでなにやら神妙な表情になっていました。

この活きた毛蟹を、病床の光司に黙って食べるか否かの相談です。光司の一番の好物は毛蟹なのでした。

それなら明日光司が元気になってから食べるのはどうか、と満が言うと、「せっかく活きてるのに明日食べるのは勿体ない」と言う綾子と晴海。

さらに、五人よりも四人なら、二匹の毛蟹を一人半分ずつでちょうどいい、と綾子は語るのでした。それを聞いて納得した満は、

「風邪ひくなんて自業自得じゃん?今日一日仕事してないんだし、贅沢言える立場じゃなくない?」とまで言い始め「お前が言うな」と綾子に突っ込まれるのでした。

ふと、晴海が提案します。光司に「カニの出汁でカニ雑炊を作ってあげるのはどう?」

それを聞いた三人は名案だとばかりに、さらに『晴海が雑炊を作って光司の元へ持っていく』ことで毛蟹の存在をうやむやにする作戦を提案します。

晴海が雑炊を作って持っていくだけで、蟹そっちのけで光司は泣いて喜ぶに違いない。
大好きな毛蟹のために、晴海はその作戦に乗ることにします。

綾子から雑炊の作り方を教わり、みんなの期待を一身に背負って、作った雑炊を光司の元へ運ぶ晴海。

光司は雑炊を持って部屋に入ってきた晴海の姿に驚愕します。「え…ど、どうして?」

晴海が身体の調子はどうか、と光司に尋ねると、光司は驚きと喜びで呆然としながら、体温計の電池が切れたようで熱が測れていないと言うのでした。

晴海は、「毛蟹があるけど下で一緒に食べる?」と正直に光司に問いかけます。

しかし光司は、目に涙を浮かべて、首を横に振りました。晴海が運んできた雑炊を見ながら、「これで十分だよ。分不相応なくらい」と泣きながら食べるのでした。

黙ってその姿を見届けた晴海は、満と一緒にコンビニに体温計の電池を買いに行きます。道中、今日ポラリスに来た、高平陸の話になりました。

満は陸のことを、色々こじらせてるけど、話すと素直でいいやつだ、と言います。
彼女と別れたことを、「やっぱり晴海は嬉しいのか?」と満は訊きます。

「どうかなあ」「いざ実現するとどうしていいかわかんない」と言う晴海に、満は諭すように話すのでした。

「そういうもんだよ。望みが叶わない人は悩みが尽きないし、望みが叶った人もその後どうするかで悩み続けるんだよ」

「じゃあ結局人生は苦しいってことじゃん」
「苦しい?あんだけ毛蟹ほおばって幸せそうな顔してたやつがよく言うよ」

でももう少し食べたかったなあ、とぼやきながら二人は家へ自転車を走らせるのでした。

晴海は陸に、『光司へ作ったカニ雑炊の写真』をメールします。

すると陸からは『オムライスのオムレツ抜き』と書かれたチキンライスの写真が送られてきて、晴海の顔から思わず笑顔が零れました。

翌日、熱が下がった光司は、しきりに「カニ雑炊のおかげで治った」と満面の笑顔で朝食を食べていました。晴海も表情を消してはいるものの、その言葉が嬉しそうです。

本当は37.2度で、まだ微熱はありましたが、36.1度だと嘘をついても「カニ雑炊のおかげで治った」と晴海に伝えたかった光司なのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第6話 其の十二【モンブランと亀】ネタバレあらすじ

満はクラッチのオーナー・明日香(倉科カナ)の誕生日を共に過ごしてからというものの、コウスケの散歩後に明日香の家で呑んだりする仲になっていました。

ハーフマラソンにエントリーしたという明日香に、夜のマラソン練習の約束まで取り付ける満。

明日香からは、本当に彼女はいないのかと確認され、満も明日香に、他に合い鍵を渡す親密な男性はいないのか、とお互い探り合いを始めています。

誕生日に一人だった明日香には当然そんな相手はおらず、お互いに名前呼びするようになり、二人は急接近。

一番好きなケーキがモンブラン、というところも一致しており、しかも1個800円するモンブランをご馳走されて、満は浮足立つのでした。

光司はクラッチで、最近、満が家にもクラッチにもいなくて相手をしてくれない、とボヤきながら酒を飲んでいました。するとそこへ元バンド仲間の田原がやってきます。

田原は、もう一度『ズタボロ』をやりたいと光司に持ちかけますが、「ズタボロをやめようって匙を投げたのはお前だ」と光司に一蹴されます。

しかし田原は、なんとか再結成したいんだ!と深く頭を下げてきて、光司の心は揺れ動いてしまうのでした。

満は明日香のマラソンの練習に付き合い、その後家でシャワーを浴びていくよう薦められ、流れで明日香の手料理をご馳走になります。

そのまま、明日香の家に泊まることになり、明日香から「満も上で寝る?大きいベッドだから3人までなら余裕で寝れるよ」と誘われて、動揺してしまいます。

満は、「後で行くかも」と告げて、最後まで悩み、結局下の階のソファに横になるのでした。

翌朝、珈琲を入れる満に、明日香が報酬を渡そうとしますが、「もうそういう感じで来てないから」と受け取りを拒否します。

満は、淹れ立ての珈琲を美味しそうに飲む明日香の後ろ姿を、眩しそうに見つめるのでした。

岸辺家では、ついに外泊した満の行動に、綾子が「まずい流れだ」と呟いていました。「満が着々とヒモになろうとしている」

2年前、まだ父親が生きていた頃、満はヒモになっていた時期がありました。
前と同じ流れなのです。これでは就職もさらに遠のきます。

溜息をつく房枝に、光司は「僕にお任せいただけませんか」と満の説得を申し出、家に連れ戻すことを約束するのでした。

光司は満をお好み焼き屋に連れ出し、家に戻るよう説得します。

満は、光司が「実は仕事を辞めようとしていて、俺を連れ戻して手柄を立てて、仕事を辞めた時の損害を最小限に食い止めようとしてるのでは」と推測します。

まんざらでもない光司は動揺しているようでしたが、実は綾子と付き合う前にヒモだった過去があるため、経験談から満を説得しようとしたのでした。

満は「ヒモかヒモじゃないかは相手への愛情があるかないか」と断言し、今回は本気だと言います。

「確かに2年前の人との関係はヒモでしたよ。記念日のプレゼントも貰う一方であげたことなかったし、一緒に撮った写真なんて一枚もありません」

「俺なんか3年も一緒に暮らしていながら心の中では彼女だと思ってなかったからね」「俺のエピソード軽々と超えるのやめて貰っていいですか」

満は、犬の散歩とマラソンの報酬を受け取らなかったこと、2年前のヒモ時代にはダラダラ家にいたが、明日香の家では犬の食器まで洗っていること、

さらに、一緒に寝るかと誘われたにも関わらずソファで寝たことも光司に話します。

「正式にお付き合いするまではそういうことしないってこと?」
「心の中で、この人と恋人になりたいって決心するまで絶対そういうことはしません」

満は明日香に対して本気でした。

帰り道、光司は仕事を辞めようかと考えていることは当たっている、と満に話します。だから協力してくれる満が家にいないことは心細いのだ、と告白します。

満は「何か困ったことがあったらいつでも助けに行く」と約束して、光司と別れるのでした。

岸辺家では、満の好きなモンブランを買って房枝が帰宅を待っていましたが、結局光司の説得は失敗に終わり、満は戻らず、房枝は落ち込みます。

意気揚々と明日香の家に戻った満は、明日香から「なぜ働かないのか、働きたくないのか?」と問いかけられます。

満は、働きたくないわけではなく、むしろ働きたいが、やりたいことが見つからない、と答えると、

明日香も過去に3年間程同じような気持ちで過ごしたことがあると言うのでした。
それからどうやって今の仕事にたどりついたのか、満が尋ねると、

明日香はある人に「何もしないのは良くないから、嫌じゃないことから始めてみたら?」と言われて動き出した、その言葉が目から鱗だった、と答えます。

「好きなことを仕事にしたいってこだわることは全然悪いことじゃないけど、動かないと、やりたいことに新たに出会う機会が減るから余計悪循環になる」

明日香の言葉に満はしばし無言になった後、「うまく言えないけどその言葉をずっと待ってた気がする」「完璧に腑に落ちた」と告げ、明日香に深く感謝しました。

その夜、満はついに明日香が眠る2階への階段を昇るのでした。

翌朝、こっそりと自宅に帰った満は、荷物をまとめ、ペットの亀「ボルト」を連れて家を出ていこうとしていましたが、玄関で登校前の晴海と鉢合わせます。

「しばらく帰ってこないの?」「ま、たまには帰ってくるよ」

「なに、満兄ちゃんがいなくて寂しいのかい?」
「別に。運転手がいなくなってちょっと不便なだけ」

憎まれ口を叩きながら
「じゃあな」「ばいばい」と別れを言い、満は家を出ていきました。

見送る晴海の顔は、少しだけ、寂しそうでした。

ドラマ『俺の話は長い』第7話のあらすじ

ドラマ『俺の話は長い』第7話 其の十三【ジンライムと商店街】ネタバレあらすじ

明日香(倉科カナ)の家に住むことになった満(生田斗真)は、愛犬の散歩のほか、明日香の家の家事全般を喜んでやっていました。

房枝(原田美枝子)は、探し物をしている最中、綾子(小池栄子)と満が幼少期の時に、郵便局に入れようとして預かったまま忘れていたお年玉を見つけます。

お年玉の中身は、綾子が58000円、満は43000円でした。このお年玉をどうするか満に確認すると、きっちり受け取りに行くと返答がありました。

満がお年玉を受け取りに家に帰ると、ちょうど客人が帰るところで鉢合わせになり、それが時々審判を頼まれる不動産草野球チームの一員であることに気付きます。

満が家を出て行ってから、房枝はこの家の売却を考えており、不動産屋に査定しに来てもらっていたのです。

今リフォーム中の綾子の家には将来を考えて房枝の部屋も設けてあり、満が出て行ってしまい綾子たちも帰ってしまうと、一人住まいで心細いから、という理由でした。

綾子も、「この家があるのは二人にとっても良くない。満も実家があるという甘えで、中途半端な判断しかできない」と売却に賛成です。

それを聞いた満は実家の売却に納得できません。

「ルンバがなんであんなに頑張れるのかって言ったら、充電ボックスがあるからでしょ?」

「心の電池ボックスをフル充電できる唯一のスポットが実家であり、そこで食べるおふくろの味なんです」

「その割にはいっつも料理の文句言われてたけど」

房枝は、実家の売却に猛反対の満に、どこか嬉しそうです。

「じゃあ満は6年間フル充電してたのに、一度も掃除に出かけなかったルンバと一緒だよ。実家があるから動けなくなってるの!」

満のヘリクツに綾子が反論すると、満は「実家を失ったルンバの末路を見たことあるのか!?」と口撃します。

「実家を失ったルンバは道の真ん中で息絶える。つまり、実家を売るってことは、俺が道端で野垂れ死んでも構わないってことだからね?!」

それに、実家を売るということは喫茶店ポラリスを手放すということだ、と房枝を問い詰めると、

「そうよ、最近身体もしんどくなってきたしね」とあっさり店を閉めることを肯定します。

「続けるって言ったってあと何年かでしょ、どうせ私の代で終わる店なんだから」

と房枝が言い終わる前に「僕が継ぎます!」と光司が叫びました。

なんと、3日前に会社を辞めたと言うのです。

「…嘘でしょ?」

自分に何の相談もなく会社を辞めた光司に、綾子はショックを受けます。

満に「相談しづらくしているのは綾子だ」と言われ、楽器を処分するように言われた光司がベースをクラッチに預けている、という話を聞いて再びショックを受けます。

光司の告白を聞いた綾子は塾に晴海を迎えに行き、一人、帰ってきませんでした。

傷心の綾子は、3年ぶりにクラッチに飲みに行き、海星(杉野遥亮)は綾子の来店を懐かしがって、いつも頼んでいたジンライムを差し出します。

中々帰ってこない綾子を、近所の商店街に光司が探しに向かうと、クラッチからベースを背負って出てきた綾子の姿を見つけます。

光司は、勝手に会社を辞めたことを素直に謝り、『ズタボロ』の元ボーカル・田原から再結成を誘われているが自分にその気はない、ということも正直に話します。

綾子は、昔はよくベースを持たされたこと、ライブがあるたびにズタボロのチラシを配って回った思い出話をしながら光司と並んで歩きました。

「ベース全部処分しろって言ってごめんね」と謝った綾子は、「次の仕事はゆっくり探してくれたらいい」と光司に話します。

ポラリスを継ぐことをわりと本気で考えている光司に、「朝みんなに珈琲を入れることから始めたら」と綾子は提案します。

光司はそれを聞いて喜ぶのでした。

仲直りした二人は、捨てられなかった光司の大切なベースを手に、家路を歩くのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第7話 其の十四【カレーライスと実家】ネタバレあらすじ

満は引き続き明日香の家でかいがいしく家事全般をする日々が続いていました。
お年玉をとりに実家に帰ったものの、結局売却の一件でうっかり忘れてしまって、またいつかとりにいこうと考えています。

明日香が出張で戻らない夜、満は久々にクラッチに顔を出しに行きました。

するとそこにはすっかり常連になっていた、薗田(本多力)と渡利(間宮祥太朗)が飲みにきていて、再会に花を咲かせます。

海星とも一緒にゲームする程仲良くなっていた薗田の家で、4人で飲みなおすと、話題は満に彼女ができた話に。

「海星~?おまえべらべら喋んなよ~?」
海星を制止ながらも、どこか嬉しそうな満です。

渡利は「無職なのに彼女ができるってやっぱりすごいなぁ」と、満をさらに尊敬しました。

「俺みたいな新人の野生のライオンが、久しぶりに動物園の気高いライオンに会うとやっぱかっけーなぁと思っちゃうんすよね」と渡利が話すと、

満は「動物園のライオンを卒業して、第三のライオンになろうかと思っている」と口にします。

満曰く、第三のライオンとは「王族のペットとして飼われるライオン」のことで、

「飼い主が疲れて帰ってきた時は癒しの存在となり、飼い主が外出する時は身を挺して危険から守る」ライオンのことだと言います。

「それってライオン界のトップランナーってことじゃないですか」

「ずっと一人で走ってきたから自分の順位なんて気にしたことないかも」
「かっけぇな~」

光司は、ポラリスを継ぐことを決意し、朝から皆に珈琲を淹れていますが、満の味にはほど遠い出来栄えです。

店の手伝いも始めますが、珈琲一つ運ぶのにも苦労し、中々上手くいきません。

晴海は、陸(水沢林太郎)が彼女と別れた今、告白すべきか悩んでいました。受験中という時を考えると、今言うべきなのか迷いましたが、決心して陸を呼び出します。

満は、明日香の家の中を掃除してピカピカに磨き、スパイスから作るカレーの仕込みに精を出していました。

仕事から帰った明日香は、出来上がったカレーを食べてその美味しさに大満足です。

満はここ数日自分と向き合ってみて「自分がこれからやるべきことは明日香のサポートなんじゃないかと思っている」と明日香に話します。

「嫌じゃないことは、明日香に喜んでもらうことだとわかった。明日香の望むことを何でもやっていきたい」

「誰かのために自分の人生がどうなってもいいなんて思えたの初めてなんだよ」
満面の笑みでそう話した満の言葉に、明日香の顔は曇ります。

「それが、珈琲屋さんの次にやりたいことの答えってこと…?」

「喜んでくれないの?だって、コウちゃんの散歩とかマラソンの伴走とか、家のことやってくれる人が欲しかったんじゃないの?」

「そのことと、満を好きになったのは別。不器用だけど真剣に自分の人生を生きようとしてる姿が、信用できると思ったの」

「じゃあなんで真剣に生きてきた人間が必死で出した答えを信用してくれないの?」
いつしか二人は口論を始めてしまいます。

「サポートとか裏方とか言ってるけど、状況だけ見たらヒモと変わらないよ」
「家事をあなたにしてほしいなんてこれっぽっちも思ってない」

明日香は、満に向かって静かに言葉を続けました。

「6年間働かずに自分の人生にこだわって家族にも迷惑かけてきて、辿り着いた答えが本当にそれでいいの?」

その言葉を聞いた満は憤慨します。

「こだわりを捨ててもいいと思った初めての人間なんだよ」
「結局はあなたも働かない人間を認めない差別主義者ってことなんでしょ?」

今にも泣きそうになりながら、満の心ない言葉を受け止めて明日香は言葉をふり絞るのでした。

「働きたい気持ちは誰よりもあるって言ってたよね。その気持ちに必死に向き合い続けてきたんだよね。だから側にいて力になりたいし好きになった」

「私が側にいてそんな楽な答えしか出ないならもう一緒にいないほうがいいと思う」

満は席を立ち、そのまま荷物をまとめ、亀の「ボルト」も連れて明日香の家を出ていくのでした。

行くあてのない満は、結局実家に帰ると、房枝と鉢合わせてしまいました。

「お年玉をとりに帰った」と言う満に、なぜボルトを連れて帰ってきたのかと聞く房枝。ボルトが環境の変化に弱く元気がないからだ、と満は言い訳をします。

「じゃあボルトだけ置いて、あなただけ向こうに戻るの?」「そういうわけにいかないっしょ」「…じゃあ戻ってくるの?」「しゃーないわな」

シレっと答える満に、「なにそれ~」と言いながら、房枝は笑顔がこぼれます。

晴海は学校から帰宅すると、久しぶりに家に帰ってきている満を見て涙を流します。
どうやら陸にフラれたようなのでした。

晴海は満に海に連れていくよう頼みます。
「奇遇だね~、俺もちょうど海に慰めてもらいに行こうと思ってたのよ」

二人は車で海に向かいました。

「陸はさ、晴海のこと好きだったから断ったんだと思うよ。これまで平気で二股かけてきた男がさ、晴海のこと好きだって言ってたし。晴海は大事に思われてるんだ」

「大事に扱われることなんて望んでない」
「難しいな。相手を思うことが自分のためになると思ったんだけどな」

帰りの車の中、赤信号で止まった時、晴海は満が涙を流していることに気付き、動揺します。満は「腹減ったな~」とごまかしながら、車を走らせて家へ帰るのでした。

家へ帰ると房枝がカレーを作っていました。
「なんだよカレーかよぉ」「文句言うなら食べなくていいわよ」

食卓を囲み、房枝は査定の結果が思ったより安かったから家の売却はしないことにした、と報告します。

光司も、ポラリスを継ぐことは潔くあきらめる、と報告し、頭を下げるのでした。

満はカレーをおかわりしながら
「なんでうちのカレーはいつ食っても具材違っても毎回同じ味すんの?」と訊きます。

「じゃあ次はイカとムール貝でシーフードカレー作ろうかしら」房枝が答えると、
「あ、そういうの求めてないんで」と満は拒否します。

「…今わたし褒められたの?」
「ほんとに何様なんだよ」

いつも通りの家族の会話に戻り、カレーをたくさん食べた満は居間で眠ってしまいました。

「ほんとに困ったわねぇ」と言いつつ笑顔の房枝に、「全然困った顔に見えない」と晴海が微笑みます。

「フル充電すればまた勢いよく走り出しますよ」光司が呟くと、
「人の心配してるどころじゃないからね~」と綾子が釘を刺すのでした。

実家に戻った満は、また前のように草野球チームの審判のバイトを元気よくやっています。

その姿を眺めていた無職の光司とともに、お年玉のお金でクラッチに行こうと話す満なのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第8話のあらすじ

ドラマ『俺の話は長い』第8話 其の十五【ゆで卵と福引き】ネタバレあらすじ

明日香(倉科カナ)の家を出て実家に戻ってきた満(生田斗真)は、すっかり元のニート生活に戻りました。

無職になった光司(安田顕)は、ハローワークや人材派遣の登録に通う日々です。

父親の月命日の日、いつものように車を出そうとした満でしたが、房枝(原田美枝子)は、朝早いうちに墓参りは済ませてきたと言います。

店の客で、房枝を慕うリッチな中年男性・檀野(長谷川初範)が車で連れて行ってくれたと言うのでした。

房枝は檀野の提案で、牧本(西村まさ彦)が提案したオムドライに次ぐ裏メニュー・ハヤシカレーの製作にも取りかかっていました。

さらに檀野は、光司に就職先を紹介してくれると言って、就職相談と称して光司と綾子(小池栄子)を高級鉄板料理屋に招待します。

国会議員の後援会活動もしている檀野から、議員秘書の仕事を紹介されて帰ってきた光司たちに、満は房枝が檀野と再婚するのではないか、と切り出します。

綾子も、鉄板料理屋ではっきりそういう話はなかったものの、光司の就職話は15分で終了し、あとは全て房枝の魅力について檀野が話していた、と振り返ります。

もしそうだったとしても、お似合いの二人で、老後のためにも再婚は安心だ、と綾子や満たちは再婚に賛成していました。

ある日、ポラリスに顔を出した満を追いかけて、牧本がやってきました。

牧本は檀野の登場に相当焦っている様子で、満に「あの二人の恋路を邪魔してくれないか」と頼む始末。満を飲みに連れていきます。

ただの嫉妬だろうと思っていた満に、牧本はおでんのたまごをつつきながら、「常連でいられなくなって、ポラリスに通えなくなることが怖い。」と呟きます。

「俺は美味しい珈琲が飲みたいんじゃなくて、いつもの珈琲が飲みたいんだ。いつもの珈琲が飲めなくなることが辛い」と本音を吐露します。

そんな牧本がつついていたたまごは、黄身が二つ入っていました。
牧本は、黄身が二つ入っていたら幸運になれる、という迷信を呟きます。

房枝と牧本、檀野が参加する吹き矢の大会を見に来た綾子家族と満は、観覧席で房枝の再婚話についてまた議論を交わします。

当初「檀野さんは金持ちだし、牧本のおっさんと再婚するよりいい」と言っていた満でしたが、一転して檀野との再婚に反対し始めます。

「まだ決まっていない役職なりポストを誰にするかという意味では恋愛も立派な選挙」
「檀野さんは重大な選挙違反をしている」

「あなた方は夫婦揃って檀野さんに買収されてる」
「されてねーわ」

綾子は否定しますが、檀野は高級な鉄板料理屋でA5ランクの肉にタラバガニ、あわびなどを綾子と光司にご馳走し、

さらに、綾子の生まれた年のビンテージワインまで用意していました。
そう、檀野にとってのターゲットは再婚の時に一番の障害となるであろう綾子だったのではないか、満はそう推理します。

しかも、綾子は檀野から、帰り際に商店街の福引き抽選券40回分を貰っていました。

300円の買い物を10回したら1回もらえる抽選券…晴海は思わず計算し、「許せない」とバツの悪そうな綾子を睨みつけます。

満が、檀野と房枝の再婚を反対する理由は他にもありました。

父の墓参りに房枝を連れていくのに、檀野が「真っ赤なオープンカーで来た」と言うのです。満が調べたところ、檀野が所有する4台の中で一番高級で一番派手な車です。

焦点を墓参りに合わせず、房枝に好かれようとすることに重きを置いた檀野のことを、認めることができない、と満は語るのでした。

口論していると、吹き矢大会は牧本の優勝で終了してしまい、口論の末、房枝に直接確認しよう、ということになりました。

自宅にて、房枝に確認すると、房枝はあっけらかんと「檀野さんはただの客で友達。男としてはむしろ苦手」と答え始め、「魔性の女だな…」と満を唸らせます。

一方、牧本に対しては、「大切なお客さん」と答えるのでした。

檀野にはただの客、と言ったのに対し、牧本は房枝にとって、「店を閉めるまでカウンターに座っててくれないと困る人」だと言うのです。

「長い付き合いだからね」そう言って房枝は小さく微笑みました。

後日、それを聞いた満は『クラッチ』に顔を出すことにします。

オーナーの明日香と別れてしまって、顔を出しづらくなっていた満のことを海星(杉野遥亮)はずっと気にして、満が再び店に来るのを待っていたのでした。

海星にとって満も、「カウンターに座っててくれないと困る」大切な客でした。

一方、晴海は陸にフラれてから、一度も話を交わしていませんでした。

しかし意を決して、ポラリスに新たな裏メニューができたことを報告します。

その後、陸は早速ポラリスにやってきて、ハヤシカレーを注文するのでした。

商店街にて、満が引いた40回分の福引きは全て残念賞。ところが、牧本は1回で『美容エステ券一万円分』を当てるのでした。

使うアテもないエステ券を、牧本はもちろん房枝にプレゼント。上機嫌の房枝です。たまごの二つの黄身のお陰か?昔から引きが強い牧本なのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第8話 其の十六【ミカンとコタツ】ネタバレあらすじ

光司は、落ちるはずがない、と檀野が言っていた議員秘書の面接に落ちてしまい、他の就職の面接にも落ち続け、部屋にこもりがちになっていました。

光司のいでたちも、満が普段着ているようなグレーのスウェット姿に無精ひげで、すっかりニートが板についています。

ある日、房枝が頂き物のミカンを居間に出していると、帰ってきた綾子はそれを見て動揺します。離婚した元夫が送ってきていたミカンと同じだったからです。

当然元夫からのものではありませんでしたが、なにやら神妙な面持ちの綾子。
満をつかまえて、「相談がある」とクラッチに連れ出すのでした。

綾子曰く、今の光司が別れた夫と似てきている、というのです。

離婚した夫も、職を失ったのち、しばらくひきこもり、突然離婚届を置いて出て行ってしまったのでした。

「あの時の状況にとても似ている」として、綾子は満に「光司を監視していてほしい」と懇願するのでした。

翌日、光司の動向を鋭く観察していた満でしたが、植物と会話していたり、突然おもちゃ屋に買い物に行ったり、理解に苦しむ行動ばかり。

その後、突然光司から呼び出された満は、おそるおそる光司の部屋に入ると、完成させた大型のジグソーパズルを披露されるのでした。

さらに、育てたミントで自家製のモヒートをご馳走しようとする光司は、充実したニート生活を送っていただけなのでした。

「同じニートとしてあっという間に追い抜かれそう」
綾子に報告の電話をした満はそうボヤきます。

「当たり前でしょ、元々ニートとしてのポテンシャルは光司のほうが上なんだから」
ほっとした様子で綾子は話すのでした。

翌日、居間にコタツをセッティングした二人は、「世界から戦争をなくすのはコタツなんじゃないか」などと会話し、コタツに入ってミカンを食べ始めました。

すると、光司のミカンの食べ方が独特なことに満が気付きます。

光司は昔、綾子がこの食べ方を嫌がっていて、みかんの食べ方をめぐってストレスがたまったから思わず歌を作った、と回顧します。

それも『自由にミカン食わせろ』という歌。

綾子には聴かせなかったものの、当時小学生だった晴海には聴かせたことがある、と嬉しそうに光司は思い返します。

その話がきっかけで、3年ぶりの新曲『ニートブラザーズ』という曲を作ろう、と満は提案するのでした。

ベースを片手に、ノリノリな光司に、チラシの裏に歌詞を書いて歌う満。

「兄さん、ボクだよ、同じグレーの揃いのスウェット♪」
「フォーティーズニート&サーティーズニート♪」

二人が歌っているところを店から台所へ入ってきた房枝は目撃してしまい、思わず笑ってしまいます。

そこへ晴海が帰宅し、房枝は晴海を手引きして、歌う二人のところへ案内します。

晴海が帰ってきたことに気付き、恥じらいで歌うのをやめた光司に対して晴海は、「光司さんあれ覚えてる?」と問いかけます。

「お母さんの財布からお金借りる歌」

突然言い出した晴海に、光司は思わず笑みをこぼし、「あれどんな歌だったっけ…」と言うと、晴海は「綾子の財布は魅力的~…♪」と歌い始めるのでした。

「出世、出世、出世払い~♪」

そうして曲を思い出した光司と晴海は一緒に笑いながら歌い始め、その光景を目の当たりにした満も、「酷い歌詞だな」と言いつつ表現できない嬉しさを覚えます。

いつの間やら、二人が仲良く歌う姿を、背後から嬉しそうに見つめる房枝の姿もありました。まるで大切に記録に残そうとするかのように、房枝は携帯の動画に二人が歌う姿を収めていました。

その晩、台所でその動画を見た綾子は、溢れる涙を抑えることができませんでした。二人の仲の良い姿は、結婚前以来です。嬉しそうに、何度も何度も動画を再生するのでした。

日曜日、晴海は光司に新しいラジカセを買ってもらいました。

ずっと使っていた古いラジカセは、前の父親に唯一買ってもらったものでしたが、売りに行く決意をします。

満が以前、珈琲の道具を売りに行った場所で1000円で買い取って貰いました。満が売った珈琲の道具は、近くで新しく珈琲ショップを始める、という人間に既に購入されていました。

「周りは着々と動き出してるね」晴海が帰りの車でぽつりと言います。

「今に見てろよ」

満は小さく呟くのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第9話のあらすじ

ドラマ『俺の話は長い』第9話 其の十七【トンカツと占い】ネタバレあらすじ

岸辺家のある日の晩御飯、昼からトンカツだと言われて楽しみにしていた満(生田斗真)が居間に向かうと、そこにあるのは別の献立でした。

トンカツを心底楽しみにしていた満は房枝(原田美枝子)に憎まれ口を叩きます。

「パン粉がなかったのよ。明日は必ずトンカツにするから」

そのやりとりを白い目で見守る綾子(小池栄子)。

光司(安田顕)は、引きこもりニートを卒業し、町内会の有志で結成したバンドの助っ人に行くことが多くなっていました。大好きなベースも演奏できます。
翌日、満との約束どおりトンカツを作る房枝。

揚げたてのトンカツを切ってお皿に並べ、食卓に運んだところへ楽しみにしていた満がやってきました。満が熱々のトンカツに嬉しそうにソースをかけたところへ、

「満!ちょっといい?!」と綾子がやってきてトンカツの皿を奪ってしまいました。

「なにすんだよ!」

「晴海(清原果耶)が高校受験したくないって!満と二人で話がしたいって言うの!」

「俺は揚げたての今!トンカツを食べたいんだよ!…あ~~~面倒くせぇなあ!!」

渋々満が晴海の部屋に行くと、晴海は神妙な面持ちで待っていました。

晴海は、高校進学をやめて、ラジオパーソナリティを目指したい、と言い出します。

「高校行かないで、リスナーの高校時代の話とか、現役高校生の悩みにどうやって答えんだよ」

「逆に高校に行けなかった人に寄り添えるから武器になると思う」

「若い役者さんや芸人さんがゲストに来て昔のやんちゃエピソードを披露するとするよな?『高校を停学になりました、退学させられました』って話を聞いてるお前が中卒だとエピソードが霞むんだよ。お前の方がやんちゃじゃねぇかって」

「聴いてる人はラジオパーソナリティの最終学歴なんて気にしない」と晴海は言います。

呆れた満は、ラジオ愛聴歴20年の自分がラジオパーソナリティの適正を確かめてやる、と言い出しました。

実践形式のテストで、「もし俺の人生相談に答えることができたら、高校に行かないことを全力で応援する」と言って、相談を書いた紙を晴海に手渡しました。

晴海は、ラジオパーソナリティになりきってその人生相談を読み上げます。

「続いてのおハガキ。ラジオネーム”ボルトの父さん・31歳・無職”の方からいただきました。晴海さんこんばんは。」

「6年間仕事が見つからず困っています。どうすれば仕事が見つかるでしょうか…」

満は目を閉じて黙って聞いています。

「…もし自分で決められないなら、周りの人が勧めてくれたお仕事をやってみるっていうのはどうでしょうかね?」

「…はい、不合格です!」

6年間仕事を探してきた人間に対する労りの心が全く感じられなかった、と満は言います。

「ご苦労様です、お疲れ様ですの優しい言葉がもっと自然に出てきてほしかった」

そんなの納得できない、という晴海に対して、満は落ち着いた口調で言うのでした。

「もっといろんな経験を積んでから目指してほしい」

高校に行かないと貯められない経験が必ずあるから、友人を作り恋をし、楽しんだり傷ついたりを経験してラジオパーソナリティを目指してほしい。

そう真剣な眼差しで晴海に伝えるのでした。

「…満兄ちゃんって、人の人生は饒舌に語るくせに、どうして自分の人生になると途端に迷子になるんだろうね」

晴海は納得し、「高校に行くことにした」と家族に謝罪しに行きました。

満に相談する様子に聞き耳を立てていた綾子たちは、放送部のある学校を調べたり、晴海が高校へ行きながら通える声の専門スクールも調べていました。

じゃあご飯を食べながら続きの話をしよう、トンカツを温めなおそう、と房枝が言うと、

「トンカツって揚げたてだと最高のおかずだけど、揚げたてじゃないともやし炒めと同じくらいの価値になるんだよね」

と満が不満げな表情です。

それならトンカツは明日の昼にかつ丼にしようということになり、みんなで外にラーメンを食べに行くことになりました。

ラーメン屋『来々軒』に行く途中、随分昔からいる占い師のおじいさんが表に構えていました。房枝も綾子も占ってもらったことがあり、そこそこ当たると評判です。

後で占ってもらいに行こうと、綾子と晴海が笑い合いました。

ラーメンを食べていると、店のラジオから悩み相談を読み上げるラジオパーソナリティの声が響いてきました。

『先日介護を担当する90歳の男性からプロポーズを受けました。

冗談かと思って笑いながらお断りしたところ、泣き出してしまいました。傷つけてしまったと反省しています…』

『本当にご苦労様です。私も高校3年の時、当時75才の男性からお付き合いしてほしいと真剣に言われお断りしたところ、杖で顔を叩かれ鼻の骨を折ったことがあります…』

そんなラジオの話を聴いていた満と晴海。

「…まだ経験が足りないか…」

「だろ~?」

二人は顔を見合わせて笑うのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第9話 其の十八【ラーメンとフリーマーケット】ネタバレあらすじ

満は、今後のことについて悩んでいました。自分が嫌じゃないことを書き出してみても、一体何の仕事をしていいかわからない…

綾子は新居への引っ越しを目前に控えて、断捨離も兼ねてフリーマーケットに出店することにしていました。満にも手伝うよう依頼します。

房枝は、綾子たちが引っ越しをするまでに満を就職させることは結局無理だった、と溜息をつきます。

満はクラッチに光司と飲みに行き、光司が一時でも自分の持って生まれた才能で仕事をしていたことを称えていました。

満にも仕事に繋がりそうな隠れた才能がありそうだ、と海星(杉野遥亮)が言うと、光司は『人の揚げ足をとることとヘリクツを言うこと』は満の才能だ、と称えます。

それを聞いた満は、以前、イエスマンに囲まれている偉い人たち相手に、発言をことごとく否定し異論を唱える家庭教師のような仕事を思いついたことがある、と言います。

翌日、フリーマーケットに出店する準備をしていた綾子と房枝の元に、光司が急いで駆け寄ってきました。「どうして気がつかなかったんだろう!?」

何事かと驚く綾子たちに、光司は急いで事情を話します。

「満くんが望んでる仕事が、すぐ身近にあったんだよ。議員秘書の仕事!」

以前、光司がポラリスの客・檀野(長谷川初範)から紹介されて、不採用になった仕事です。房枝は、早速檀野に問い合わせてみることにしました。

 

「引っ越し前の大荷物を片づけるとするかな!」

綾子はなんとか満を就職させようと、大張り切りです。

フリーマーケットに出店した綾子と房枝の元に、手伝いにやってきた満。

そこへ、檀野が現れました。

 

光司には申し訳ないことをしたが満が興味を持ってくれて嬉しい、と笑顔の檀野。

訳がわからない満に、檀野は言いました。

「議員秘書の仕事に興味がおありなんでしょ?」

「…ないよ?」

「そーなんです!昔から議員さんと一緒に仕事するのが夢だったみたいで!」

綾子が横から割り込み、檀野も、「議員も、満くんみたいにちょっと生意気なタイプの若者がいいらしい」と乗り気です。

 

勝手に話を進められて、満は怒り心頭です。

「余計なことすんなよ!」

議員秘書などやりたくないし、面接に行ってその気にさせても申し訳ないと言い出す始末。そんな満に綾子は、やりたくない理由をつけて逃げるな、とけしかけます。

「あなた自分にどんだけの高値をつけてんのよ?」

「もし俺のことを買ってくれるなら向こうから来てくれないと」

「…は?」

「来々軒のラーメンは500円の据え置き価格だけど、出前はお断りなの」

「~!!議員に向こうから会いに来いって言うの?!」

「どんだけ偉い人だろうが店に行かないと食べれない、その代わり値段は500円!」

「そのヘリクツを披露してこいって言ってんだよ。それで気に入られるか嫌われるか試して来いって言ってんの!」

「でもそれだと出前になっちゃうからな~」

満の態度に呆れた綾子は、売り物の古着を満に投げつけてその場を去っていきました。

海星が店に出勤すると、珍しくオーナーの明日香(倉科カナ)が来ていました。

業者を引き連れて店にクリスマスツリーを設置しに来たのです。

そのままカウンターで休憩しながら、満が最近店に来るか、明日香が訊ねてきました。

 

満は明日香に言われた言葉を大事にしているようだ、と明かすと、明日香ははにかみながら、「出会った意味も少しはあったかな…」と言うのでした。

 

「でも、相変わらずなかなか動き出せないでいます」

海星が言うと、「ったく、しょうがないなぁ」と呆れながら笑うのでした。

フリーマーケットの帰り道、街で働く人たちの姿を眺める満の前に、牧本(西村まさ彦)が通りがかります。

「あんまり悠長に構えて選り好みしてると、俺みたいにしけた親父になるぞ」

「…それは勘弁だね」

 

そのままクラッチに顔を出した満は、2時間前まで明日香がいたと聞き驚きます。

議員秘書の話を聞いた海星は「それは絶妙なラインですね」と答えました。

しかし「自分で見つけた答えじゃない。ずっと探してきた答えがこれでいいのか」と満は悩みます。珈琲屋をやろうとした時のような高揚感がない、と言うと

「でも、珈琲屋も結局ダメでしたよね?」海星が言います。

「満さんて、小学校の頃の初恋をずーっと引きずってる高校生みたいですよね。初恋を越えることなんて一生ないんですよ」「これしかないなんて仕事は最初だけです」

さすがに自分もそれに気付いてきた、と俯き加減に話す満。

海星は、実はオーナーの明日香から、満に伝言を預かっていると打ち明けました。

 

「え!なに?」

女性として、小雪(きなり)が代わりに伝えると言います。それはたった二文字。

 

「や れ」

「…え?」

 

「さっさとやれ」「とにかくやれ」

「…なんか気分悪いわ」

クラッチからの帰り道、あの占い師のおじいさんが表に座っていました。

占い師は満の顔を見るなり立ち上がり、「…やれ!」と言います。

 

さらに、そのあと『来々軒』に立ち寄り、ラーメンを食べていると、店主が帰ってきました。店主はヘルメットを被り、岡持ちを持っています。

「…え?待って。おじさん、出前始めたの?」「あー、昨日からな!」

「うそでしょ…」

店に鳴り響く電話を取る店主。「はい来々軒!出前始めました!」

 

店の壁には『皆様のご要望にお答えして出前始めました』と張り紙がありました。

その光景を目の前に、神妙な面持ちでラーメンをすする満の姿がありました。

ドラマ『俺の話は長い』第10話のあらすじ

ドラマ『俺の話は長い』第10話 其の十九【すき焼きと引越し】ネタバレあらすじ

残り少ない岸辺家での生活、光司(安田顕)は満(生田斗真)と二人で平日の昼日中、こたつで満の作った焼きそばを食べていました。

「もしかして満くんの焼きそば食べるの、これで最後かも」

あと数日で引っ越すため、というのもありますが、人生でこんなシチュエーションを向かえることはこの先無い、という意味でした。

確かに二人がこの先も無職で、一緒に暮らしていないと成立しません。

「そう思うと出してくれた食事をもっと大事にしなきゃね」
「意識してなかった間に、人生で最後だった食べ物って結構あるかもしれないですね」

「俺も独身時代に綾子(小池栄子)がよく作ってくれたロールキャベツが無性に食べたくなる時があるんだよ」

頼んで作ってもらえばいい、と言う満に「頼めるわけない」という光司。
手間もかかるわオレ無職だわ…溜息をつきながらコタツで寝転ぶ光司なのでした。

ポラリスには常連の牧本(西村まさ彦)・諸角(濱谷健司)・薗田(本多力)が来店しており、薗田と諸角は、房枝(原田美枝子)に1枚の紙を見せます。

檀野(長谷川初範)の家に薗田の会社のソーラーパネルの設置が完了し、太陽エネルギーで作った初めての電力でジビエ料理のお肉パーティを開くことになったのです。

秋葉家の送別会も兼ねて家族で来て欲しいと招待された房枝は、その晩、みんなにその話をすると、晴海(清原果耶)は大喜び。

しかし、満は「俺は行かない」と言い出します。そもそも送別される側でもないし、他人の家に行ってまで肉を食べたいとは思わない、と言うのです。

「後で肉食べたかったーなんて言っても知らないからね」晴海が口を尖らせると、
「言わないから心配すんな」と満はうっとおしそうに返事するのでした。

房枝と秋葉家で檀野の家のパーティに行った翌日、引っ越しの準備をする秋葉家の姿がありました。フリーマーケットで断捨離したものの、まだだいぶ荷物があります。

夜までに終わりそうにないので、晩御飯は出前をとることにした、という房枝。

みんなを呼んで何を頼むか決めようと言います。

前日檀野の家でたらふく肉を食べた晴海は「肉以外なら何でもいい」と答えます。

みんな前日肉を食べすぎたので、肉は食べたくないと口々に言います。

そこへ満が現れて、話を遮りました。
「ちょっと待ってみんな何言ってんの。晩飯のメニューはもう決まってるでしょ。」

「すき焼きだよ。」

目を丸くする晴海。「…え、話聞いてなかった?」

「昨日確認したよね?あとで肉食べたいって言うなよ!って」綾子が呆れ果てて言いました。

たとえ昨日檀野の家に行って肉を食べたとしても、今日のメニューは決まっていた、と満は答えます。

3か月前のあの日、この五人ですき焼きを食べていなかったらこの共同生活はなかった、と満は説明し始め、呆れる綾子や房枝を横目に、すき焼きの力説は続きます。

あの日すき焼きだったから、晴海は自転車で45分かけてやってきた。もしすき焼きじゃなかったら晴海は登校拒否のままだったかもしれない、とまで言います。

「登校拒否に始まり、高平陸(水沢林太郎)との恋愛問題、光司さんの仕事問題、高校受験しないと言い出した晴海、その折々で秋葉家の危機を救ってきたのは誰だ?

光司さんと晴海の仲を復活させたのは誰のお陰だ?感謝してたら、黙っててもすき焼きを用意していたはずです」

じゃあ新居に招待するからそこですき焼きをご馳走する、と言う綾子に、満のヘリクツは止まりません。

「オリンピックの開会式と閉会式は同じ場所でやるものでしょ?」
「うん、オリンピックはね!」

「新国立競技場で幕を開けた東京オリンピックの閉会式が井之頭公園じゃ誰も納得しないでしょ!」

「…新しいおうち、井之頭公園らしいよ」晴海が綾子に告げます。

「3か月前の開会式、五輪の輪のように5人で肩を寄せ合って食べたすき焼きを閉会式でもう一度食べたいんだよ」

「…もうすき焼きでいいんじゃないか?」光司が早速折れました。

房枝も、話聞いてたら段々すき焼きの気分になってきた、とまで言い出します。

「宣誓!我々岸辺家一同は、スポーツマンシップにのっとり、正々堂々肉を卵に浸すことを誓います!」満の目論み通り、結局その晩はすき焼きになった岸辺家なのでした。

「やっぱりいいお肉は二日連続でも美味しいわね」満のヘリクツを聞きながら、岸辺家と秋葉家の共同生活最後の晩餐が終わろうとしていました。

その後、満とクラッチに飲みに行った光司は、海星(杉野遥亮)から今後どうするのか、と聞かれて「タクシー運転手になろうと思っている」と答えます。

バンド活動をしていくのなら、サラリーマン生活は難しいというのと、もう一つ、明確な理由があったのでした。

帰宅してから、居間で勉強する晴海に、満は光司の新しい仕事のことを話します。

「晴海は、もっと応援したほうがいい。光司さんがタクシー運転手になる理由は、晴海が将来ラジオパーソナリティの夢を叶えたら、仕事の合間に聴けるからだって」

晴海は内心とても驚いて「…一応は頑張るけど」と嬉しい気持ちを押し隠して勉強するのでした。

いよいよ引っ越し当日の明け方、満は光司と一緒に作っていた、あのマチュピチュのジグソーパズルをついに完成させたのでした。

ドラマ『俺の話は長い』第10話 其の二十【コーヒーとマラソン】ネタバレあらすじ

秋葉家の引っ越し当日。引っ越しのトラックは、晴海の自転車を乗せ忘れて行ってしまいました。「だから前の日玄関の前に出しておこうって言ったのにお母さんが!」

引っ越しの邪魔になるからと出しておかなかった綾子が悪い、と晴海は言います。
「お母さんのせいだからお母さんが乗って帰ってきてよ」

「どうしてよ~、じゃあ三人でじゃんけんしよ?」綾子は光司も巻き込み、誰が自転車に乗って帰るかじゃんけんで決めようとします。そこに満が来て綾子を呼びました。

「ねえちゃん、ガンプのスマッシュ」こっそり耳打ちされてニヤリとした綾子は、じゃんけんで迷わずパーを出しますが、晴海と光司がチョキを出して負けてしまいます。

笑いだす満。悔しがる綾子は、晴海は光司と二人で車に乗るけど平気なのか?と訊きます。三ヵ月間で光司との状況が変わった晴海は「何がダメなの?」と訊き返す始末。

落ち込む綾子を置いて、光司と晴海は車で先に新居に向かってしまいました。
「まさか晴海が光司さんと二人で新しいおうちに帰るとはね~」

房枝は関心しながら見送ります。綾子は負けたのは満のせいだと、自転車で近道を案内しろと要求し、満も渋々行くことになりました。

車で帰っていた光司は、助手席の晴海に、そっとタクシーの仕事のことを訊きました。
「晴海はどう思う?お父さんがタクシー運転手になるのは嫌かな…?」

晴海は外を眺めながら、
「ううん、お父さんがやりたかったらやればいいと思う」と答えました。

「………」
それを聞いた光司は黙って、ハザードをつけて車を道端に寄せて停止しました。

晴海が初めて「お父さん」と呼んでくれたのです。光司の目には涙が光っていました。
「…ごめん、ちょっと動揺して」

「…もう言わないから安心して」
「えっ…たまにはお願いしますよ」

「じゃあ…4年に一度くらい」
「…十分です」

頷きながら光司の目には涙が溢れ、そのままゆっくり車を発進させます。助手席の晴海は居心地悪そうに、けれど優しく微笑んでいました。

自転車で綾子を案内しながら、新居の近くまで到着した満。近くの河川敷では、草野球の試合を行っていました。

綾子と満は、昔綾子のソフトボールの試合に父親と来た満が、「応援」というよりも「フォームが違う、肘が下がってる、顎引いて」などと大騒ぎした思い出を話します。

騒がれて周りに笑われて嫌がらせかと思った、全然集中できなかったと呟く綾子。
あんなに強い敵に普通に挑んで勝てる訳ないから攪乱させたんだと言う満。

「…3ヶ月色々ありがとね」
「たいしたことしてないけど」

「特に晴海の事は本当に感謝してる」急に真面目な表情で綾子は満に礼を言いました。

満はなにか思い出したように、ひとつだけお願いを聞いてほしい、と綾子に近寄りました。

その夜から岸辺家では、房枝と満の、二人の生活が戻ってきました。
あれだけ騒がしかった食卓にも、特に会話はありません。

ある日、晴海の前に陸が現れて、晴海と同じ高校を受けると打ち明けます。陸の偏差値では受かる可能性は低い高校です。同じ高校に行きたいから頑張る、という陸。

そして合格祈願のお守りを晴海に手渡すのでした。

同じものを手にした陸は、「がんばれよ」と晴海に笑って去っていきました。
晴海は、「人に言ってる場合か」と微笑みながらその背中を見送るのでした。

秋葉家の新居では、綾子がキッチンに立ち、料理を作っていました。

その匂いにつられて二階から降りてきた光司が見たものは、ずっと食べたかった手作りのロールキャベツ。「まさかまたお目にかかれるとは…」

ロールキャベツを口いっぱいに頬張って嬉しそうに食べる光司。

「まさか、ここまで喜ぶとはね~…。満に頼まれたのよ、一度作ってやってくれって」
「…そうだったの。今度お礼しなくっちゃ」

時計を見上げて塾に晴海を迎えにいこうとする綾子を制し、自分が行くからいい、と光司が言います。3か月前では信じられません。

「…ほんと、助かるわ~」綾子の顔にも喜びが溢れていました。

満は、自室で、ノートいっぱいに「やれ」と書き込んでいました。

翌日、家事をする房枝の顔を見て、溜息をつく満。
「はいはい、わかりましたよ!」

「…え?なにが?」
「そこまで言うんなら議員秘書の面接受けるよ」

「え?ワタシ何も言ってないわよね!」

「言葉にしなくても、顔見りゃわかるよ。母さんの無言の顔ほど雄弁に語りかけてくるものってないから」

「…あなた、もしかして面接受けたくなったの…?」

「は?そんなわけないだろ。俺に面接行ってほしいんだよね?その顔が、意識か無意識か、毎日俺に『面接行け』って言ってくるわけ」

得意のヘリクツを出して揚げ足をとってくる満でしたが、房枝は内心大喜びです。
秋葉家にも、満が面接に行くというニュースが舞い込んできます。

スーツ姿の写真を撮っておいてくれと房枝に頼んでおいた、と言う綾子。
バー・クラッチでも、満がついに面接に行くというニュースでもちきりでした。

海星は長年満を見守ってきた立場として、満がニートを卒業するのが「嬉しい反面、寂しさもある」と告白します。

「面接に受かろうが落ちようが、変わらず店に来て欲しい、僕の願いは、ただそれだけです。」

面接の日、スーツ姿の満は朝、久しぶりに珈琲を淹れていました。

その姿を見た房枝は、嬉しさのあまり顔がほころび、似合ってるわよ~、とはしゃいで駆け足でカメラを手にとり、シャッターを押しまくりました。

「母さんも、珈琲飲む?」
「…ひさしぶりにいただこうかしら」房枝の顔から笑顔がこぼれました。

家を出ると、その日は町内のハーフマラソン大会の日でした。沿道は応援の人であふれ、いつも歩く道の真ん中はランナーが走っています。

満はランナーが走る方向とは正反対の道を真っ直ぐ歩いていきました。

川沿いでは、ポラリスの常連の諸角や薗田・渡利や、光司のバンドメンバーと綾子に晴海もマラソンの応援に来ていました。

諸角と渡利が橋の上に差し掛かったスーツ姿の満を見つけると、綾子たちもその姿に気付きます。満も橋の上から綾子たちの姿に気付いて立ち止まりました。

気まずそうにする満を見て、光司は町内のバンドメンバーと、覚えたての拙い『ロッキーのテーマ』を演奏し始めます。やっと歩き出す満。

マラソンの応援に紛れて、満に向かって綾子や晴海たちが口々に「頑張れ」と声援を送り始めました。「肘が下がってるよ、もっと顎引いて!」綾子が泣きながら叫びます。

ソフトボールの試合で、満が綾子に言った台詞です。

涙が溢れるのを手でぬぐいながら、みんなの声援を受けて満は橋を渡り切りました。

「スーツ似合ってるぞ!」

どこからか声がして振り向くと、背中越しに手を振りながら走り去る明日香の姿がありました。

「…行ってきます」

議員会館についた満は、早速面接を受けていました。

当然、得意のヘリクツを武器にして。

ドラマ『俺の話は長い』第1話〜最新話 感想

ドラマ『俺の話は長い』第1話の感想

ドラマ『俺の話は長い』第1話の感想

いつもかっこいい生田斗真さんが、最高に面倒くさいダメ男になりきっていて(笑)

思わずイラっとしてしまうのですが、このニート・岸辺満、どこか憎めません。

姪っ子の晴海ちゃんのことが、なんだかんだ言いながら本当に可愛いんだな、というのが伝わってきます。そして晴海ちゃんのためならちょっとだけ頑張れる(笑)

晴海役の清原果那ちゃんは、10代の女優さんの中でも別格の素晴らしい女優さんですよね。

思春期の中学三年生の、気持ちを抑える複雑な演技をしっかりと表していて、満と絶対血が繋がってるよな(笑)と思わせるような部分も見せてくれています。

小池栄子さん演じる綾子の鋭いほどの突っ込みと、満に負けない口げんか(さすが姉!)も小気味よく、ほんわかとした原田美枝子さんの美しいお母さん役、常に肩身の狭い再婚相手の浩司を安田顕さんが演じておられるのも、絶妙としか言いようがない5人のキャスティングですよね~!

凄惨な事件が起こるわけでも、ミステリーでも、恋愛ドラマでもない、ただの日常の些細な出来事の中でドラマは進んでいきます。

おそらく、ヘリクツな満と晴海を中心に、家族がちょっとずつ成長していく物語なのかな、と思っています。

次週第2話は、

其の三 焼きそばと梅

其の四 コーヒーと台所

の2本です。

いよいよ同居が始まった5人。晴海は学校に行き始めたと思った矢先、また行きたくないと言い出し…?

晴海の説得に、綾子から五千円の成功報酬を提示され、乗り出した満ですが…。

次週も楽しみですね。ほっこりしながら視聴したいと思います!

ドラマ『俺の話は長い』第2話の感想

ドラマ『俺の話は長い』第2話の感想

今回は2話ともなんだか切ない回だったな、という感想です。

『焼きそばと海』に関しては、5千円という成功報酬につられたフリで、ちゃんと晴海ちゃんに寄り添う満の良い大人ぶりを感じましたし、夜の海で晴海ちゃんが失恋に涙する姿は、青春のはがゆさも感じましたね。

『コーヒーと台所』に関しても、なんだか切なかった。

毎朝の珈琲は、お母さんと満のお互いを思う心情があって、成立していた日課だったと思うのです。

勿論、現状を考えると、永遠に続いていいものではないので、綾子の言うことも正論なのですが…。

翌朝5時半、いつもどおり台所へおりる房枝さん、あきらめ半分期待半分でしたが、宣言通りやはり満はやってきませんでした。

房枝さんの後ろ姿の寂しそうなこと。どこか気まずそうに代わりにやってくる綾子の表情ときたら。切なかったです。

でも前に進むためには仕方のないことなのですよね。

その後、有言実行で珈琲屋の道具を売りに行く満!時間をかけるよりも、無理やり思いを引っぺがしたんでしょうか。やっぱり満は強情っぱりということですね。

次週は、

其の五 カボチャと喫茶店

其の六 酢豚と墓参り

の二本です。どうやら、喫茶店「ポラリス」にもハロウィンがやってくる…?

来週も楽しみですね!

ドラマ『俺の話は長い』第3話の感想

ドラマ『俺の話は長い』第3話の感想

陸くんと晴海ちゃんの関係がかなり気になってきた其の五でしたが、陸くんが飄々としすぎていて、若干クズ…?な感じもしますね(笑)浩司との関係も気になります。

晴海ちゃんは陸がまだ好きだから、おじいちゃんの仏壇に手を合わせて、親友と陸くん二人が円満に別れるように祈っているのかなって姿が可愛かったですw

全体的には、満がカボチャを転売しようとしたり、御小遣いをせびろうとしたり、30すぎて実家暮しで無職で、そりゃいかんよ、と思う内容がてんこ盛りでした…。

だからか、前回前々回よりも、よりリアルに迫るものがあり、途中胸がしめつけられました。

其の六の回、綾子さんが中華料理屋さんで満を責めるセリフは、リアリティを濃く感じ、家族こそが感じる焦りのようなものも伝わってきて、とにかく辛かったです。

綾子さん、会社に見栄を張ってか?嘘もついてますしね。

満はもっと辛かったのではないでしょうか?

最後なにか思慮深げでしたね…?

次週、ついに動き始めるのでしょうか?

其の七 アイスと夜の散歩

其の八 バーニャカウダと犬の散歩

の二本です。其の八には、間宮祥太郎さんがゲスト出演です。

来週も楽しみですね!

ドラマ『俺の話は長い』第4話の感想

ドラマ『俺の話は長い』第4話の感想

アイス事件の急な名探偵きどりは笑ってしまいました。

ただ、結局満が悪いという…

そして謝らないという…

そして牧本さんが房枝さんにグイグイ来てるのが気になりますね!

もっと気になったのは吹き矢クラブでしたけど(笑)

晴海と浩司が陸くんのことを通して少しだけ距離が縮まっていくのが良かったですね。親子らしくなってきました。

バーニャカウダの回に関しては、話の半分が満のヘリクツだったので笑ってしまいました。満の本領発揮回でしたね。

渡利役の間宮祥太朗くんの絶妙なキャラと、本多力さん演じる薗田の至極まっとうな突っ込みがおかしくておかしくて…(笑)

辞めると言い出す渡利に焦りまくる満の姿もレアで、本当に面白い回でした。

あと海星は相当腹黒いですね(笑)

しかし、どことなく三人仲良くなり、浩司さんの背中を見送った満の表情が、少しだけ、ほんの少しだけ、今までと違いましたね。前に進んでいます!

次週は、

其の九 銀杏と爪切り

其の十 シャンパンと合い鍵

の二本です。満、年上女性と恋の予感???

来週も楽しみですね!

ドラマ『俺の話は長い』第5話の感想

『俺の話は長い』第5話の感想

『銀杏と爪切り』の回は、普段、口喧嘩ばかりしている綾子と満の姉弟の、仲の良さが表現された回でしたね。

なんだかんだ、お姉ちゃんを励ます満、素敵です!優しい~。

そして『フォレスト・ガンプ』懐かしかったです!(笑)

私は、「トム・ハンクス」と「卓球」でわかりましたよ(笑)

銀杏、美味しそうでしたね。

『シャンパンと合い鍵』の回では、
とにかく倉科カナさん演じるオーナー・明日香が可愛い!

いや、倉科カナさんが可愛いのか…。
まさかまさかの満の恋愛ターンがあると思わなかったので、衝撃でした。

これは、次週、同棲してしまうのでしょうか?!
ヒモ確定でしょうか?!(笑)

次週は、

其の十一 毛蟹と体温計
其の十二 モンブランと亀

の二本です。来週も楽しみですね!

ドラマ『俺の話は長い』第6話の感想

『俺の話は長い』第6話の感想

『毛蟹と体温計』の回は、安田顕さん演じる光司の涙にもらい泣きしてしまいました。
本当に嬉しそうで…。

晴海の顔もすごく優しくて、陸くんともなんだかうまくいきそうですね!

『モンブランと亀』の回は、
満と明日香の会話がリアルすぎてドキドキしてしまいました!!

あの恋が急ピッチで進む前のなんとも言えない会話劇…
リアルすぎて恥ずかしい…。

満が浮足立っているのがなんか可愛いですよね。
絶対に舞い上がってますね…。足元を救われなきゃいいんですけど。

そしてヒモになっちゃうんでしょうか!?それとも動き出すのでしょうか!?

次週は、
其の十三 ジンライムと商店街
其の十四 カレーライスと砂浜
光司がついに退職!綾子は家出??
そして満と明日香の関係やいかに…。

次週も楽しみですね!

ドラマ『俺の話は長い』第7話の感想

『俺の話は長い』第7話の感想

光司さんがついに会社を辞めて、無職になってしまいましたね。
ポラリスを継ごうと努力しますが、光司さん、向いてないですよ…(笑)

満は明日香のプロのヒモになる一歩手前でしたね!
満にとってはじっくり向き合った結果出した答えだったのでしょうが、

明日香にとっては「酷」の一言に尽きます。満はある意味とても純粋なのか真っ直ぐなのか、明日香が可哀想だなあ、と思ってしまいました。

でもあのまま明日香の家にいても間違いなく満のためにはなりませんね。
ガウン着て犬を愛でる姿が凄まじくムカつきました(笑)

この二人の復縁はあるのでしょうか?
そしてまた実家に戻った満は再就職に向けて動き出せるのでしょうか?

そして光司もまた再就職できるのでしょうか?
岸辺家の男たちよ、頑張れよ…。

次週、
其の十五 ゆで卵と福引き
其の十六 ミカンとコタツ
房枝が再婚?
満と光司でついにニート・ブラザーズ結成?(笑)

次週も楽しみですね!

ドラマ『俺の話は長い』第8話の感想

『俺の話は長い』第8話の感想

『ゆで卵と福引き』の回、牧本さんの引きの強さは凄かったですね。

牧本さんが房枝さんとポラリスに対して、とても大切にしている気持ちが伝わった回でした。

そして房枝さんにとっても、牧本さんをはじめとした常連のお客さんたちは、大切な存在なんでしょうね。

海星くんにとって満も、ずっと気にして待っていた大切なお客さんなのでしょう。

それにしても、房枝さんは魔性の女ですね~(笑)

『ミカンとコタツ』の回に関しては、筆者は大泣きしてしまいました。
内容に関しては、いつものようなゴタゴタもそんなに起こらない回です。

なんなら、最初は光司のスーパーニートぶりがおかしくて仕方ないし、満のヘリクツだって「世界の核心をつく」コタツの話くらいで、くだらなくて面白かったんです。

でも晴海ちゃんと光司さんが一緒に歌い始める姿と、それを驚きと喜びの表情で見つめる満と房枝の姿に、

涙が止まりませんでした。
涙が止まらない綾子を見てまた涙が止まりませんでした。

『俺の話は長い』は、出てくる台詞や背景も、非常に現実的かつ日常的です。大きな事件も起こらず、私たちの暮らしにとても距離が近い作品です。

こんなに普通の日常を描いているのに、構成が魅力的でつい引き込まれ、脚本もキャストも素晴らしい、こんな作品今までなかったな、と毎回思わされます。

少し褒めすぎてしまいました(笑)
出てくる登場人物たちも、親しみの沸く人間らしい人たちですね。

主人公の満本人が、ヘリクツ満載のニートだけれど、根本は本当に人間味溢れる人物なので、つい魅了されてしまうんだと思います。

果たして今後、満はニートを卒業し、就職するのか?
光司はどうするのか。晴海と陸の関係は?ポラリスの常連たちは?

最終回も目前です。晴海は進路が難航中?!

次週も楽しみですね!

ドラマ『俺の話は長い』第9話の感想

『俺の話は長い』第9話の感想

晴海がラジオパーソナリティになりたいなんて!

とっても可愛かったですね。ラジオ局の前で出待ちもしていましたね(笑)

中学三年生らしい夢だなあと思いました。

満も晴海も二人ともラジオが好きなところが、血の繋がりを感じます。

そして『トンカツと占い』で出てきたラーメン屋『来々軒』が、まさかまさか、次の回で物語の大きなキーワードになるとは!(笑)

光司さんがダメだった、あの議員秘書の仕事が、ここにきて生きてくるとは思いませんでした。海星くんも言ってましたが、本当に絶妙なライン!

うん、満に合ってるかもしれませんね。ああ見えて世話をやくのも面倒をみるのも、几帳面だったりするところも、生きてくるような気がします。

なにより尋常じゃなくイエスマンではないので(笑)議員さんに大きな刺激になる…大きすぎる刺激になる?(笑)

 

まさに「やれ」の一言に尽きますね。明日香さん別れてしまってもグッジョブですね。

最後、『来々軒』がまさかの出前を始めてしまっていたエピソードに大笑いしてしまいました。本当に構成が秀逸です!(笑)どうする満。

次週、『俺の話は長い』もついに最終回です!

ついに満は、面接に行くのでしょうか!

寂しい、終わらないで欲しいです。ずっと見ていたい岸家家と秋葉家。

ニートブラザーズもついに解散!見逃せません!

ドラマ『俺の話は長い』第10話の感想

『俺の話は長い』第10話の感想

近年、廃れつつあるホームドラマでしたが、この作品を機に復建してくるのではないかな、と思うくらい素晴らしいドラマでした。

『すき焼きと引っ越し』なんて、ほぼ肉の話とすき焼きの話が7割くらい占めてるんですけど、最後に光司のタクシー運転手の話(1割くらい)で全て持っていかれる(笑)

そして、すき焼きを囲む食卓での家族の会話も、まるでチームプレーのように会話のキャッチボールが早すぎて(光司が緩和剤ですが)他人だと入れないぐらいで(笑)

この三ヵ月で磨きがかかったな、と思ったし、この食卓が翌日からなくなるんだ、という寂しさが表現されていて、構成の力が素晴らしいなあ、と思ってしまいました。

『コーヒーとマラソン』に至っては、全てが丸く収まるんですが、その収まり方って、現実にもたまにあるよなって思わせてくれるリアリティがあるんです。

私たちの生活の中でも、同じような悩みがあったりして、それが特別なことではなく、些細なきっかけだったり、出会いだったりで、ドミノ倒しみたいに解決すること。

身近にありそうなことだから、(実際同じような悩みを持たれてる方やご家庭もあることと思う)とても心に響くし、台詞の数々も刺さるものが多かったです。

単に主人公が今のスタイルを継続していくだけの作品ではなく、悩みながらも、葛藤しながらも、どういう結論に至るのか見守る、ちゃんと自分なりの答えを出す。

それをキャストさんもしっかりと演技で表現してくれて、本当に生きて存在しているかのようでした。近年稀にみるホームドラマ。年に一回スペシャルしてほしいです!(笑)

『ロッキーのテーマ』(この演奏の拙さがいい!)の伏線も回収されて、光司がベースを演奏しながら、スーツを着た満が面接に向かい、その日がちょうどマラソンの日で…

明日香のフルマラソンの伏線もここで回収されるのもとても良い!(背中しか映らないのも素晴らしい~!)涙が止まりませんよ、こんな作り方されたらねぇ。

そして、議員会館で面接中もヘリクツが止まらない満。

果たして気に入られるんでしょうか?でも本当、満のヘリクツは『才能』ですよね「

家族の温かさ、しがらみ、働くということ、人生のこと、将来のこと、たくさん考えさせてくれたあたたかいドラマでした。ありがとう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ドラマ『俺の話は長い』見逃し配信や動画を全話無料で視聴する方法を紹介まとめ

この記事では、ドラマ『俺の話は長い』の見逃し配信動画の視聴方法を調査しました。

ドラマ『俺の話は長い』に原作はなく、完全にドラマがオリジナルのストーリーです。ドラマ『俺の話は長い』脚本は、『もみ消して冬』や『世界一難しい恋』などの脚本家・金子茂樹さんです。

サザエさん方式のドラマということで、毎回お茶の間で繰り広げられる家族会議や口ゲンカが見どころかもしれませんね!

ドラマ『俺の話は長い』の見逃し配信動画は、1週間以内はTverと日テレ無料TADAで視聴可能です。

Tverで『俺の話は長い』
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日テレ無料TADAで『俺の話は長い』
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